愛知万博（２００５年７月〜９月）

　このコーナーは、現在開催されている愛知万博（別名：愛・地球博）について、地元住民としての意見や情報を書き込みます。私自身は、元々「賛成派」でもなく「反対派」でもありません。それに、主催者側の人間でもないです。賛否あるにせよ開催されている訳で、そうなると、純粋に地元民としては「成功して欲しい」と思います。何が「成功」で、何が「失敗」なのかの判断基準も難しいですが、その辺を探りたいです。そんな訳で、とりあえずニュートラルな立場で書いてみようと思っています。

• 緊急の案内〜お笑いバージョン〜　（９月２８日）

  ２４日に紹介したblogページですけど、面白い進展をしています。
  ２７日に管理人によって、書き込みが削除されました。
  しかし、
  ２８日になって以下のような書き込みが．．．

  せっかく教えてあげたのに..... 信じる信じないは貴方の勝手 私は返してもらいましたけど

  この匿名性の高い書き込みのどこを信じたら良いんだろう？

  もしかすると、ＮＡＺのページにも書き込みに来るかもしれないんで、要注意ですね。
  …と言うか、なぜか「楽しみ」だったりする（笑）。

  追記：ここにもありました。（2ch）

• 失踪（９月２７日）

  愛知万博のイベントに参加した外国人が相次いで行方をくらましている。
  インドネシア人のダンサー２０人を含む７カ国３０人以上と思われる。
  しばらくアルバイトで稼いでから帰ろうと言う事なら良いが、不法就労、不法滞在の危険性もありとの事。

  地元民としては、近辺の治安が悪化しないか心配です。

• 早変わり（９月２７日）
  • 愛知万博の終了に伴い、瀬戸市の観光施設が、時間延長や無休営業を来月から取りやめる事になった。

    新世紀工芸館
    ノベルティ・こども創造館
    マルチメディア伝承工芸館
    デジタルリサーチパークセンター
    美術館
    瀬戸蔵ミュージアム
    せと案内処（市観光協会）
    窯垣の小径資料館
    無風庵

  • 愛知万博の終了に伴い、瀬戸市の人事異動が、発表された。

    １０人。

    おそらく、最終的な万博の「後始末」は愛知県や地元自治体に降り掛かってくると思うので、あまり変わり身が早いのは、どうかと思う。

• 報道姿勢（９月２６日）

  当然のように地元紙（中日新聞）は１面トップ記事で愛知万博の閉幕を伝えています。
  しかも、他に１０ページ分も使って特集記事を組んでいます。
  →基本的には「大成功」って内容ばかりで、特に引用したりしませんヨ。

  しかし．．．終わってしまってから大々的に特集してもなぁ．．．。
  開幕前からもっともっと積極的に報道・ＰＲして欲しかったよね。
  　
  この愛知万博のコーナーですけど、１２月いっぱいで閉じようかと言う思いもあって、ページの再利用期限を設定していました。
  昨日も書いたけど、本当の意味での評価が定着するには、もっともっと時間が掛かるように感じてきた。
  ご要望によっては、ページの存続も考えようかと・・・。
  ご意見などありましたら、「掲示板」か「メール送信フォーム」でお願いいたします。

• これから評価が決まる（９月２５日）

  閉幕しました。

  ２２００万人の「思い出」こそが、将来の「評価」になると思う。

  * * *

  今日の朝刊で既に、愛知万博をまとめる内容の記事が出ている。瀬戸，長久手の首長の「ふり返る」とするインタビューとか．．．。

  なんだか気が早すぎませんか？
  閉幕後、急速に人々の関心が薄れ、記憶から消えていくイベントになってしまうような予感がする．．．。

• 緊急の案内（９月２４日）

  ９月１９日に当ページの掲示板「みんなの声」に以下のような書き込みがありました。

  47. 愛知万博前売り入場券返金方法 KUKU 2005/09/19 (月) 18:56 　 　　　愛知万博前売り入場券返金方法 　 450-XXXX 名古屋市○○○○○○X-XX-X ○○○○○○○○　X号X階 日本国際○○　営業管理室 名古屋事務所　○○ 　 入場券郵送 振込み先　明記 口座名 口座番号 　 052-XXX-XXXX

  入場券の払い戻しは行わないと思いますので、悪質なイタズラと考えています。
  もしかすると、当ページのお客様へひどい内容を見せてしまったかも知れません。
  （発見後すぐに削除しています。）
  真偽のはっきりしない情報にだまされる事のない様、十分に注意ください。

  博覧会協会にメールで連絡し、真偽の確認をしていますが、現在まで、返事はありません。

  また、本日、同様の書き込みを見つけました。→ココ。
  blogのコメントとして書き込みが行われています。

  放置しておいて、問題にならなければ良いが．．．。
  博覧会協会に再度メールで連絡しました。

  （追記）２回目のメールは、協会の公式窓口に加えて、協会担当者の個人宛へも送りました。

  個人の側から、以下のように即答がありました。
  

  博覧会協会　○○です。 　情報提供ありがとう御座います。 　入場券の払い戻しは協会としては一切行っておりません。 　大変危険な内容です。すぐに対処します。

• アナウンス効果（９月２４日）

  博覧会協会が、今日は過去最高の入場者数（３０万人？）を想定していましたが、結果は全く逆になりました。

  アナウンス効果が功を奏した形だと思います。
  終盤の週末の混み具合を見て、断念した人も多くいるでしょうね。
  が、結果的に未使用の入場券がたくさん残っているはずです。
  たぶん、愛知万博の閉幕後も何らかの形で記念イベントなどが行われるのではないかと思います。
  そう言う時に便宜を計るとか、何らかの工夫が欲しいですね。
  「儲かった」「黒字」って言っても、そう言う人たちからの理解は得られない。
  むしろ「やらずボッタクリ」の声まで聞こえますから・・・。

• ダフ屋と金券ショップ（９月２２日）

  昨日、「ダフ屋」って書きました。
  新聞見たら「３枚１１，０００円で」って書いてあります。

  もしかして、安いじゃない？（大人券なら）

  「ダフ屋」の定義を調べてみると、「劇場・野球場などの入場券を買い込んでおいて、券を持っていない客に高く売って利をかせぐ不正取引業者。〔「だふ」は「ふだ（札）」を逆にした隠語〕」との事。

  今回は一般的な「ダフ屋」とは、ちょっと違うかも知れないですね。当日券なら最終日まで売ってますし。
  でも、「高く売って」いなければ良いかと言うと、転売する目的でチケットを売ったり買ったりする行為は、各都道府県の迷惑防止条例などで禁止されていますから、犯罪には違いありません。
  そこで、ちょっと思ってしまうのは、「金券ショップ」はどうなのかなぁ？（笑）

• イヤな想い（９月２１日）

  いろいろと掲題の件について。

  まぁ、愚痴ですかね。
  • 割込み

    ２０日の１０回目万博で、３時間半待ちの赤十字館に並んだ時、ＮＡＺの直後には、折りたたみチェアを持ったおばぁさんが一人で並びました。
    暑いのに大変だなぁ、と思っていました。
    行列も３分の２ほど進んだ頃に、そのおばぁさん、携帯電話をかけた。

    断片的に聞き取れた話では、
    • 相手は会場内にいるらしい
    • いまどこ？どれくらいでこちらへ来られる？
    • トルコアイスの売店の所からなら簡単に入れるよ

    しばらくしたら、おばぁさんの同伴者顔して３人割り込んだ。

    ＮＡＺの後ろだったから、直接影響は無かったです。
    同伴者顔の３人は、明らかに若い。お年寄りを割り込みの道具に使うと言うのは、やっぱ人道的に問題じゃないかと．．．。最も「愛」のあるパビリオンでこれはやっちゃいけないよ。
    まぁ、その行為を注意できないＮＡＺも、とっても情けないですけど・・・。

  • 民間駐車場

    ゲリラ駐車場とも言うが、価格急騰…ボッタクリって話もあるけどネ。

  • タクシー

    合法的じゃなくて、「白タク」ってやつ…逮捕者も。

  • ダフ屋

    これも逮捕。

  • 金欲

    中日新聞の記事から、「１００億の黒字」に関して。（Ｗｅｂに出てない…なぜ？）
    博覧会協会としては、経済産業省（旧通産省）出身者が多勢なので、「万博は国家事業。収益金は国に入れるのが筋」との意見。
    県は、誘致段階から積極的に活動してきた事から、「国が全部持っていくのではないか」と疑心暗鬼。

    くだらん。
    入場制限で諦めて帰った人に返金するとか、もうちょっとまともな事考えてよ。
    これが、一番「イヤな想い」しました。

• 反論記事？（９月２０日）

  中日新聞に「１００億円黒字」なんて記事が出てしまいました。
  少し前に、ＮＡＺが収支について書いたんですけど、その中で、「それをもって、将来『愛知万博は黒字だった』と評価しないで欲しいです。」とコメントしました。
  そんな考えを全否定する形で「黒字」って言い切ってます。

  もしかして、記者さんはＮＡＺのＨＰ見て、反論の形で記事にしてるのか知らん、と思ってしまうほどのタイミングです（笑）。
  実際には、そんな影響力のあるWebページじゃないんですが。
  でも、ここまでバッサリ断言されてしまうと、少し補足したくなるのです。

  記事に「会場建設費の３分の１は民間が負担する」との記述はあります。主に寄付で賄われます。
  さて、「残りの３分の２はどうなの？」って思いませんか？
  これについては、誘致段階から既に決められていました。
  国，地元自治体，民間それぞれが３分の１づつ負担するのです。
  この取り決めを行った段階で、総事業費の大部分を占める「会場建設費」を、採算計算から除外してしまおうと言うインチキな論理がまかり通るようになってしまいました。
  　
  それと、国や自治体って事は………そう、元はと言えば、私たち国民のお金なんですね。
  なんだか、簡単には納得できないです。
  　
  余談ですけど、現計画になる前、住宅開発を前提にした万博計画の時には、会場建設費のうち造成費などを住宅開発側の予算に組み入れてしまおうと言う、これもまたインチキ会計が計画されていた事を思い出しました。

• オーバーでした（９月２０日）【１０回目】

  「突撃」とか「出撃」なんて表現しましたが、すごくオーバーな表現でした（笑）。
  毎度の事ですが、自転車で、マイペースで１０回目の愛知万博へ行きました。
  お昼ちょいと前に会場入りしました。それでもゲート抜けるまで３０分ぐらい掛かりました。
  この日は、初経験ですが２０万人オーバー（203,515）です。

  ついでに補足しますと、当ページのアクセス数も３０万オーバーしました。

  結果的に、マイペース過ぎて見たパビリオンは、たった２つだけです。

  ＜グローバルコモン５＞
  • ＮＥＤＯパビリオン

    各コモンで唯一見てないパビリオンなので、一応見ておきました。
    外国館でもなく企業館でもない、微妙な立場…「独立行政法人　新エネルギー・産業技術総合開発機構」。
    １６０分（２時間４０分）待ちの行列。内容は、３Ｄ映像の上映。

    まぁ、並んで見る程のものでもない感じでしょうか？
    多くの企業館と同じように「宣伝」に重点が置かれていた印象。

  手近な所で「シシケバブ（串刺し肉）・ラム」で空腹を癒す。
  ＜センターゾーン＞
  • バイオラング

    単にお散歩です。

    若干、涼感あり。

  ソフトクリームを食べながら、次に並ぶ。
  ＜グローバルコモン２＞
  • 国際赤十字・赤新月館

    ３時間半待ちに並びました。

    既に何回も見ているので感想などは省略します。
    今回初めて、館内の前室での展示内容について、かなり詳しい説明が聞けました。…良い事だと思います。

  • イベントスペース

    カナダのイベントでライブ演奏をやってました。

    （参考）
    • ジミー・ボウスキル・バンド　ライブ

      若造のブルース・ギタリストでベース＆ドラムの３人編成バンド。
      赤十字館を出たら、大音響が聞こえたので、途中から見ました。
      ブルースと言うよりＲ＆ＢからＲ＆Ｒまで、結構幅広くて、楽しめました。
      （参考）

    次のライブまで若干の時間があったので、コモン１のバングラディシュ館で「牛の串焼き」を買って、お気に入りのサウジアラビア館脇の喫煙所で一服しながら、飢餓救済（笑）。
    • サム・ロバーツ・バンド　ライブ

      演奏の始まる前から、カナダの関係者（？）が続々と集まりはじめて、カナダではかなり人気のあるバンドなのだな、と期待しました。
      ５人編成のバンドで、結構乗りの良い演奏を聞かせてくれました。演奏の質も高いし、ボーカルも上手いです。
      （参考）

      かなり満足できました。

  ６時半くらいに会場を後にしました。
  多分、これが最後の万博です。

• 突撃（９月１８日）

  しませんでした（笑）。
  その代わりに２０日に予定していた事を前倒しして、ある程度済ませました。
  よって、２０日に決行でほぼ確定。

  まぁ、この努力・判断は正しかったようです。

  なんと！入場者数２８万人。
  初の「入場制限」が実施された。

  ２０日は別の用事で、会社はお休みを取ってました。
  ほぼ万博だけの予定になってしまいましたネ。
  でも、マイペースで、ゆっくり出撃すると思います。

• 意外に？（９月１７日）

  午前中がラグビースクールでしたので、今日は行く事は考えていませんでした。
  それに、３連休なので２５万人とか３０万人のパターンかなぁ、と思うと、夕方からなら時間あったんですが、躊躇しますぅ。
  でも、実際には、意外に入場者少なかったですねぇ。
  ２２万人ですから〜それでも多いか〜。

  行っておけば良かったかもです。悔いが残らなければ良いですが・・・。
  そう言えば、明日の予定が無くなって、１日フリーになりました。
  もしかすると、１０回目、突撃？…決めかねてます。

• 収支（９月１６日）

  入場者が２０００万人を突破しました。
  博覧会協会の事務総長が、会見で入場料収入が目標に対して１５０億円以上増加する見通しと発表しました。
  愛知万博の収支計画を振り返って見ましょうか。

  	目標	見通し
  入場料収入	４２５億円	５７５億円
  総事業費	１９００億円
  （会場建設費）	１３５０億円
  （運営費）	５５０億円

  　
  （注）目標（計画）値は何度か変更されており、開幕以前の計画段階では「３９０億円」などの数字も見られます。
  当ページの「２０００年９月１８日」，「２００１年１２月１日」の記事も参考にしてください。

  最近、「金儲け主義」などの批判の声も聞きますが、これを見ると、全体としては大赤字なのです。
  当初理想と言われた、運営費を入場料収入で賄う事がやっと達成されたに過ぎないです。
  だた、それをもって、将来「愛知万博は黒字だった」と評価しないで欲しいです。

• 大観覧車（９月１４日）

  愛知万博の跡地整備に関する計画を話し合う「２１世紀にふさわしい公園作り委員会」で、県は、５年を目処に大観覧車を残す方針を示しました。（中日新聞より）
  地元自治体からもランドマークとして残すよう要望も出ているようです。
  もちろん、委員から異論も出ている。
  県の計画では、他に「中央棟」（展示体験施設，屋内スポーツ施設，飲食施設）の建設も行うとの事。ただし、以前の青少年公園のような宿泊施設は設けない方針。
  委員からは、ゴミなどの循環システムや壁面緑化を残すべきとの意見も出され、計画の全体像にテーマ性がないとの批判もあった。

  忘れかけていましたが、「都市公園化」する計画がまだ生きていたんですね。
  そう言えば、青少年公園の閉鎖が決まった時、当ページへ「スケートリンク」の存続を望む声が多数寄せられた事が思い出されます。
  万博のグローバルハウスが元のスケートリンク＆プールだったのですが、県の計画のスポーツ施設にスケートリンク復活は含まれているのでしょうか？
  記事の文章を素直に読むと、新たに建設する中央棟にスポーツ施設が含まれるようなのですが。

• ２５万人（９月１０日）

  入場者数は２５万人に到達。
  博覧会協会は、会場内に１７万人の滞留を認めるが、入場規制は実施されず。

  あやふやな運営に関して、よく判らん。

• タトゥー（９月９日）

  「ヘナ」のペインティングに関しての続報で、アレルギーなどを起こした人は３０人以上になると発表しました。（博覧会協会）
  ”アフリカ共同館では一時期黒いヘナタトウがなされており、この黒いヘナにはパラフェニレンジアミン（PPD）という黒い毛染めに使われている成分が含まれていた可能性があることが判明しました。”

  「毛染め」が問題？　…　白髪染めで問題あり？

• 最高でも最低（９月８日）【９回目】

  台風が来る前に申請していた「後半休」が了承されたので、会社帰りに午後から行って来ました。
  申請時の作戦としては、今日の午前まで台風の影響が残り午後から回復に向かうと想定して、入場者数は少ない筈でした。
  でも、結果的に台風は早く進み、今日は無茶良い天気でしたネ。
  したがって、入場者数は１９万人超で最高でした。ＮＡＺが行った日では。
  　
  藤ヶ丘からリニモです。今回は「会場駅」まで行かないで手前の「公園西」までです。こちらの方が帰りが楽だと思ったから。

  たぶん、正解だったと思います。帰る時に「会場駅」は「４０分待ち」の掲示でしたが、「公園西」では全く待ち時間なしでしたから。西ゲートから少々歩きますが、イライラして待つより良いです。

  今回は、まだ行ってない外国館を回ってみました。

  ＜グローバルコモン４＞
  • ポーランド館

    前回、断念した経験から生演奏（ショパン）を期待していたのですが、映像＆ＢＧＭ音楽でした。ピアノは置いてありましたけど、使われませんでした。
    後半は、岩塩坑探検。まんま岩塩、塩の彫刻やシャンデリアも本物の塩との事です。

  ＜グローバルコモン３＞
  • リビア館
  • モロッコ館
  • スペイン館

    カタルーニャ州の特集イベントでした。特産品のエキストラバージンオリーブオイルのプレゼント頂きました。
    ドン・キホーテの４００周年の展示と、他に驚いたのは、宇宙展示で蜘蛛型探査車がゆっくり動くのをじっくり見てしまいました。

  ＜愛・地球広場＞
  • 精霊たちの森林舞踏会

    これは相当期待していました。冠プロデューサーも名の通った人ですし．．．。

    でも、あの広い会場で行うにしては、貧弱かな。…ショボイ
    「森を守る」ってテーマは分かりますが、「どうやって守る」かが伝わらなかった。

  ＜グローバルコモン１＞
  • インド館

    ブッダ＆ボダイジュですね。
    イベントスペースでの踊りは良かったです。

  • ネパール館
  • バングラデシュ館
  • イエメン館

    今回のパビリオンでは、一番面白かったです。
    館の玄関口でダンスをしばらく観てました。間近で、明るい雰囲気で良いです。
    その途中から、館内を観に入りましたが、あろう事か、ダンス部隊もＮＡＺを追うように館内になだれ込んで来ました。
    一時、館内全体が大フィーバー・大暴走状態で、楽しい！

  • サウジアラビア館

    粘度の異なる油の比較展示に興味を持った。
    円形シアターの映像はありきたりですが、とても、涼しかったので助かった。
    館の脇の喫煙コーナー、超気に入りました。トイレと併設じゃなくゆったり出来ます。

  　
  総括が必要かな？
  ＮＡＺにとってこれまで「最高」の人出になりますが、全体的な満足度は「最低」でした。
  たぶん、これで外国館の全てを制覇したと思う。それが唯一の収穫かな？

• 基準（９月７日）

  ９月３日（２５万人の日）に、実際には入場者数が「基準」の１７万人を超えていたにも拘らず入場制限を実施しなかった事に関して波紋が広がっているようです。（参考ページ）
  博覧会協会としては、「客とのトラブル回避」や「遠方からの来場者への配慮」と言う事でためらったようです。
  逆に、警備担当の県警側としては、「本当のところの基準を明確にして欲しい」とか「対応マニュアルがない」や「何かあってからでは遅い」と言う不満がある訳です。

  そうそう、ＮＡＺは協会に、入場制限実施時に退場者数分を入場させる場合、各ゲートの割り振りをどうするのか？って質問メールを出していますが、返事なしです。
  たぶん、ちゃんとマニュアルが出来ていれば簡単に返事できるはずですど．．．そこまで深く考えずに「入場制限」って言ってしまったように推察される。

  * * *

  台風でも１５万人を超える入場者数でした。通算１８００万人を超えたそうです。

  ＮＡＺは９月にも行きたいが、躊躇してしまいますねぇ。
  これまでに自分が行った日の入場者数をまとめて、じっくり考える事にします。

  日付	入場者数	最初の頃は、１０万人前後でしたが、今考えると、まだまだ楽な方でしたね。 最後の２回は、さすがに「すごい人」って思いましたよ。 人ごみの中をかき分けて歩くような状況でしたから。 　 １５万人を超えると、「混雑」をかなり実感できるようですね。 出来るだけ、１５万人未満になりそうな日を狙うしかないのかも。 …今後、そう言う日はあるのでしょうか？
  ５月１７日（火）	106,462
  ６月２１日（火）	97,156
  ７月４日（月）	82,567
  ７月１４日（木）	109,249
  ７月１８日（月・祝）	116,231
  ８月７日（日）	114,609
  ８月２７日（土）	184,275
  ８月２９日（月）	173,545

• 「成果」って仰いますが．．．（９月６日）

  県知事が会見で、今後の県政に万博での成果（国際事業，環境）を生かしていきたいと仰いました。（中日新聞）

  知事はじめ博覧会協会の関係者は、万博誘致の段階から開催までの間に、国内各地はじめ海外まで、いろいろなイベントなどへ数多くの視察を行っていたと思います。
  さて、その視察の「成果」が現在の愛知万博の運営に生かされているかと言うと、必ずしもそう言えないような気がするのです。（特に最近のドタバタを考えると）
  そんな状態で、「今後に成果を生かす」って言われても．．．、納得しがたいものがあるんですよ。
  　
  それに、その視察って、我々の税金だったりするんでしょ？
  　
  しかも、ここんとこ、愛知万博関連の話題にに県知事が登場しないんですよね。
  誘致段階では、あれほど先頭に立っていたにも拘らずですよ。

• タガタメ（９月４日）

  昨日のようにトイレで１時間待ちじゃ困るんで、今日も万博断念。
  　
  何度も行っているのでお気に入りですけれども、赤十字館（国際赤十字・赤新月館）。
  博覧会協会の週替り「スペシャル」のコーナーで紹介されています。
  ご覧になっていない方は、おおよその雰囲気の一端だけでも感じる事が出来るので、参考にしてください。

  ＮＡＺは、主催者側の人間ではありませんので、「宣伝」って訳じゃないですヨ。
  タダタダ単に、個人的におすすめって事に過ぎません。

  展示に込められたおおよそのメッセージは、『タガタメ』の歌詞に表現されています。

  一昔前なら「反戦歌」にカテゴライズされたと思うけど（？）

  子供らを被害者に　加害者にもせずに この街で暮らすため　まず何をすべきだろう？ でももしも被害者に　加害者になったとき 出来ることと言えば 涙を流し　瞼を腫らし 祈るほかにないのか？ … タダダキアッテ(ただ抱き合って) カタタタキダキアッテ(肩叩き抱き合って) テヲトッテダキアッテ(手を取って抱き合って) タダタダタダ(ただただただ) タダタダキアッテイコウ(ただた抱き合って行こう)

  子供らを被害者に　加害者にもせずに この街で暮らすため　まず何をすべきだろう？ でももしも被害者に　加害者になったとき かろうじて出来ることは 相変わらず　性懲りもなく 愛すること以外にない … タタカッテ　タタカッテ(戦って　戦って) タガタメ　タタカッテ(誰がため　戦って) タタカッテ　ダレ　カッタ(戦って　誰　勝った？) タガタメダ　タガタメダ(誰がためだ？　誰がためだ？) タガタメ　タタカッタ(誰がため戦った？)

  曲は、「http://mem.uo-supporter.jp/freezia/old-diary/old-diary-index.htm」でBGMで流されています。（愛知万博とは無関係なページですが）

  リンク張ってません。
  …著作権的に「？」な面もあるので。
  …って、歌詞の引用も問題ありじゃないの〜？

• 可能性（９月３日）

  今日は、夕方から万博行こうかと思ったが、入場制限の可能性ありって事でやめました。
  最終的に２４９０００人だったようで、最高記録ですね。

  まぁ、行かなくて良かった。
  不思議に思う事：会場内に１７万人居たら入場制限って事なんだけど、帰る人をどうやって数えているんでしょう？帰りには、入場券出す訳じゃないし．．．。
  「可能性あり」ってのは、これ（↓）
  

  「愛・地球博」へ本日これから御来場のお客様へのお知らせ 2005年 9月3日 12時30分発表 （財）2005年日本国際博覧会協会 　本日（9月3日）は、非常に多くのお客様が御来場しておられ、現在、来場済みのお客様と、駐車場、駅等でお待ちのお客様を加えますと、今後、会場内の同時滞留者数が17万人を超える可能性があります。 　会場内の同時滞留者数が17万人を超えた場合には、お客様の安全性と快適性を確保させていただくため、入場ゲートで一時入場をお待ちいただくこととなりますので、これから自宅等から御出発されるお客様におかれましては、御出発前に、今一度、当協会ホームページや愛・地球博公式FM局（FM　LOVEARTH）で、入場抑制措置等に関する情報を御確認いただきますようお願い申し上げます。 以上

• 有料なのか（９月２日）

  「サツキとメイの家」が博覧会協会から愛知県に無償譲渡される事が正式に発表され、まんま残る事が決まりました。
  県側は３〜５年程度の設置期間を考えているようです。

  ＮＡＺのように見られなかった人には朗報かと思ったのですが、有料施設とする方針らしい、との噂が出ている。

• ２０００万（９月１日）

  入場者数が１７００万人を突破。
  残り２４日間が平均１５万人とした場合、150,000 X 24 = 3,600,000 ですね。

  って事は、２０００万に届きそうです。
  ２０００万人目の賞品は何だろう？
  １５００万人でプリウスなど豪華賞品を出してしまったので、さすがの協賛各社の予算も底をつき、「豪華」賞品は難しいのかなぁ〜？
  １９日か２０日位になるんじゃないでしょうか？

• アボリジニ（８月３１日）

  ８月２７日の７回目について、追加情報です（笑）。
  タケカワユキヒデさんのコンサートの曲目で
  「未発表の曲」としたものは、『大地のうた』だと思います。
  オーストラリアの先住民族、アボリジニの民族楽器「ディジリドゥー（↓）」をフューチャーした曲です。

  

  それと、「３女」もといさんの曲は、『○○の愛』というタイトルだったと思う。
  …だって、あいさんが「私の事じゃないですよ〜」って、言ってたので．．．。

• 経緯を思い出してみようか（８月３０日）

  中日新聞に、２０日に行われた「海上の森シンポジウム」の特集が組まれている。
  その中に「海上の森をめぐる会場計画の推移」として過去の経緯がまとめられています。
  過去を思い出す事で、将来を考える手助けになれば良いと思います。〜温故知新〜

  シンポジウムの内容については、新聞をご覧ください。
  それにしても、まとめてしまうと簡単なようですが．．．。
  （注）「海上の森」→瀬戸会場　／　「青少年公園」→長久手会場

  年	月	経緯
  １９９０	２	愛知県が「海上の森」を万博の候補地に選定
  １９９４	６	主会場面積２５０ヘクタール，入場者４０００万人の基本構想案策定
  １９９５	６	万博会場の跡地利用で人口６０００人以上の新住宅計画を決定
  	１２	開発計画を縮小、入場者を２５００万人に修正した計画を閣議了解
  １９９７	６	ＢＩＥ（博覧会国際事務局）総会で愛知開催が決定
  １９９８	１	ＮＡＺの「２００５年愛知万博に想う」開始
  １９９９	５	海上の森でオオタカの営巣を確認
  	６	海上の森の一部利用を断念し、会場予定地に愛知青少年公園を追加
  ２０００	１	ＢＩＥが跡地利用の宅地開発事業を批判していた事が発覚
  	４	海上の森会場の大幅縮小、新住宅計画中止の見直し案固まる
  	５	愛知万博検討会議が初会合
  	７	検討会議が海上の森南地区の面積を０．６５ヘクタールとする計画案に合意
  ２００１	１２	万博基本計画発表。 入場者１５００万人、長久手会場１５８ヘクタール、瀬戸会場１５ヘクタール

• SETO DAY（８月２９日）【８回目】

  瀬戸市の日(SETO DAY)と言う事で、家族３人（妻＋次男）で行って参りました。
  次男は中学生なので、市からの招待と言う（？）形式です。入場券は当日配布なので、配布場所の瀬戸会場から初めての入場です。
  父の車で瀬戸会場近くまで送ってもらい、９時少し前に到着。たぶん９時前に開場していたと思いますが、北ゲートに比べたら割とすんなり入場出来ました。
  すぐに長久手会場へ行こうかと思いましたが、折角なので、家族のために瀬戸会場も見ておこうかと言う事で。一応、瀬戸でのお勧めを見ました。

  ＜瀬戸会場＞
  • 瀬戸愛知県館

    ほぼ待ち時間もなく入場できました。
    前回ＮＡＺが見たものとは別の内容（２種類を交互に上演しているらしい）でしたが、自然をテーマにしており、期待を裏切りませんでした。
    妻も「良かった」との事。

  • モリゾー・ゴンドラ

    ゴンドラに乗る為に４０分待ちでした。ここで少しへこたれました（笑）。
    こんなに待つなら、瀬戸日本館も見ておけば良かったかなぁ、と少々反省しました。
    瀬戸会場では、長久手館→日本館と「流れ作業」的に見て廻るように、構造自体も出来ていますし、日本館は整理券が必要ですが、概ね、長久手館の終了に合わせた整理券を配布している感じですネ。

  長久手会場へ移動して、人の多さに唖然です。ゴンドラから見た東ゲートの入場待ち行列で、いやな予感はありましたが、その予感、的中です。〜喜んでいられないですが〜

  最終的に173,545人だったようです。
  博覧会協会の「おすすめ日」では、こんなに混まない予想なのですが、ＮＡＺが前に「予言」したとおり、史上４番目の混雑ですよね。
  …博覧会協会には、本当に真面目に「ちゃんと考えて」対応して欲しいです。

  ＮＡＺがまだ見ていないパビリオンを見ておこうという趣旨もあり、企業ゾーンへ行ってみましたが、軒並み２時間以上の待ち時間と言う事と、「招待」と言う事もあり、お昼過ぎくらいから予定の「SETO DAY」のイベントを見なきゃいけないと言う事で一旦断念（あとで．．．）。

  ＜グローバルコモン１＞
  • 韓国館（初）

    待ち時間の掲示はなっかたと思いますが、１時間以内で入場できました。ただ、入場してから上映までにかなり待たされました。シアターの人数が一杯になるまで、館内へ少しづつ入場させる方式のようです。しかも最後の方の人は通路に座らせていました。…ちょっと改善が必要かと思います。
    メインは３Ｄ立体映像の上映です。その「立体具合」はなかなか良かったですよ。

  韓国館が終わったのが１２時過ぎでしたので、「SETO DAY」イベント会場の「あいちおまつり広場」（長久手愛知県館）へ大急ぎで（何も食べず）移動です（笑）。

  ＜日本ゾーン＞
  • あいちおまつり広場

    到着した時、ちょうど鉄崎幹人さんのライブ中で、目的にはギリギリ間に合いました。
    続いて、目的である次男の通う中学校の生徒による「和太鼓演奏」が行われました。

    ここも人が多かったですね。地元、「瀬戸の日」なので多くの人が集まっているようです。別の言い方をすると「サクラ」ですね（汗）。
    中学生の和太鼓演奏なので、演奏技術等について論ずる事はご法度です。しかし、太鼓の音が周囲に響き渡ると、グローバルループの上の人たちも立ち止まって聴いている姿もあり、なかなか良かったですよ。（元ドラマーのＮＡＺが保証します！）

  何も食べないまま、次へ。時間もないので、どこかに並びながら食べればいいか．．．。

  ＜グローバルコモン２＞
  • 国際赤十字・赤新月館

    １２０分待ちの掲示、でも実際にはそんなに掛からなかったです。ここはいつも、掲示時間より早いようですネ。
    この待ち時間にホットドッグを食べて飢えを凌ぐ．．．（これも赤十字館のテーマ＜？＞）。
    …妻や次男に何か考えてもらえれば．．．と思います。

    そう言う点からすると、「タガタメ」の歌詞を配布するなどしたら、より多くの人が「考える」んじゃないかと思いますネ。

  さて、既に時刻は夕方３時。暑さと人の多さに次男がかなりグロッキーで帰ろうかとも思いましたが、午前に断念した企業ゾーンへ。

  ＜企業パビリオンゾーンＡ＞
  • ワンダーサーカス電力館（初）

    ＮＡＺが見ていないし、一人では躊躇するパビリオンと言う事で。９０分待ち。
    内容がどうかと言うような感想はあまりないです（笑）。

  　
  早々と夕方５時少し前に北ゲートから帰りました。
  本来、同行者が元気なら「精霊たちの森林舞踏会」、「オールスターズ・パレード」、「こいの池のイヴニング」などを見ておきたかったですが、特に次男の体調が悪かったので、仕方ないですね。

  今回の万博で感じたのは、例えば、遠方から１日限りで来るような場合だと、混雑日にはこの程度（４〜５館）しか見て廻れないのかなぁ、と言う事。また、見た感じでは、前来た時には全く行列していなかった外国パビリオンにも行列が出来ていました。外国館廻りでたくさん見ると言う楽しみ方も、難しいかもしれないです。
  それと、中学の野球部とラグビースクールで顔も真っ黒に日焼けしているけど、次男は意外に体力が無いんだなぁと、ちょっと残念に思いました。運動をする体力と、行列したりという「精神的な」体力は違うのでしょうね。

• 運行中止（８月２８日）

  午後８時頃「IMTS」（隊列走行バス）が、時間通り発車できないトラブルが発生し、終日運行中止になった。
  博覧会協会では原因調査を行っているが、IMTSでは過去にも１２回のトラブルが起きており、難しいようだ。
  明日以降は、トラブル車両以外を使って通常運転する予定。

• 184,275（８月２７日）【７回目】

  午後３時５０分に家を出発し、自転車で北ゲートへ向かう。今回も途中自転車を降りる事無く完走です。４時１０分到着。

  遅い出発でしょ、今回はパビリオン以外の「目的」なので．．．。

  入場出来たのは、４時４０分位です。
  この時間だと入場ゲートが、１箇所を除いて夜間割引券の行列用になってしまっていて、予想外に入場に時間が掛かった。

  改善してほしいよなぁ…。
  とは言うものの、その「目的」までには十分時間が有るので、全く焦りはしませんでした。
  そうは言うものの、入場してみて、その人の多さに驚きました！
  家に帰ってから確認したら「１８万５千人」弱（正確には標題を参照）の入場者数だったそうで、歴代２位、夏休み期間の最高記録だそうです。
  思わず「帰ろうかなぁ」と思ったほどです。
  …でも、大事な「目的」があるので．．．。

  で、とりあえず、これまでに見ていないパビリオンを見ておこうということで

  ＜グローバルコモン４＞
  • ウクライナ館

    民俗音楽の演奏

  • コーカサス共同館

    「健康と長寿」って看板がすごく目を引きます。

  ポーランドを見ておきたかったのですが、ちょうど演奏会中で、入場待ち時間が長そうだったので、次へ。
  ＜グローバルコモン２＞
  赤十字館を見ようと「２時間待ち」に一旦並びましたが、よ〜く考えてやめました。
  で、「今日は並ばない事をテーマにしよう！」って、思いつきの課題を課しました。
  • 中米共同館

    面白かったのは、各国の砂浜の「砂」そのものの展示。きめの細かさに違いがありますので、それぞれ実際に触ってみると面白いと思います。

  • アルゼンチン館

    タンゴのショーを見ました。
    また、Ａ３サイズくらいの大きな風景写真などを４種類配っていました。全種貰っておきました。

  • ＥＸＰＯギャラリー
  • キューバ館
  • メキシコ館

    全体がスロープになった展示で、何気なく通り過ぎてしまいそうな感じ。
    マヤ、アステカの像に少し見入った。

  • ＯＥＣＤ館
  • 国際熱帯木材機関館
  ＜愛・地球広場＞
  • タケカワユキヒデ　トワイライト・コンサート

    今回の万博の「目的」はこれです。
    バンドによるライブかなぁと思っていましたが、「with T's COMPANY」と言う女性２人とのユニットでした。
    開演後のMCで判ったのですが、タケカワさんの３女と４女との事です。
    （下の写真の真ん中は博覧会協会のページより引用，両端はゲームのサイトより引用しました。）

    演目は
    • モンキーマジック
    • ガンダーラ
    • ビューティフルネーム
    • 銀河鉄道９９９
    • その他、３女，４女それぞれ１曲づつ、と未発表の曲

    と言ったところで、午後７時から４５分間でした。
    客席からは、アンコールの手拍子が起きました。タケカワさんはステージに再登場して「ごめんなさい、もう出来ないんです、時間がないんです」と申し訳なさそうでした。

    予想と違ってアットホームなコンサートでしたが、とても楽しい時間を過ごせました。
    ビューティフルネームでは、会場との掛け合いになり、とても盛り上がりました。
    …で、思ったけど、４女の「あい・愛」さん、まだ１６歳だそうですが、かなりカワイイです。歌が上手ければ、将来売れるかもしれないです。
    ただ、今のところ、歌の実力は「もとい・基」さんの方が上だと思う。
    それにしても、タケカワさん、子沢山ですね。少なくとも４人ですから。男のお子さんもいるのでしょうか？

  
  夕方、遅い時間から、１点に目的を絞って行きました。
  こう言う万博も良いと思います。

• 秘密裏に？（８月２６日）

  ２日連続で会期末に向けての、不穏な動きを報告しましたが、「決定打」的な情報を見つけてしまいました。
  ＜観覧予約「枠」を半減＞（MSN-MAINICHIニュース）
  一般には出していない情報らしく、いくつかのサイトから批判されているようです。
  リンク切れになると思いますのでを引用しておきます。

  愛・地球博：直前３日間の観覧予約、大混雑予想し「枠」を半減−−閉幕まで１カ月 ◇告知なく、批判の声も 　愛・地球博（愛知万博）の閉幕まで１カ月。駆け込みの混雑が予測される中、万博協会が閉幕前３日間の人気パビリオンの事前観覧予約システムの予約枠を大幅に減らしていることが２５日、分かった。インターネットで１カ月前から予約できるが、「入場制限の一環」として各館に枠を半減することを要請。通常の約２万人分の半分程度にとどまっているという。 　 　同システムは、パソコンや携帯電話で協会の公式ホームページにアクセスし、入場券裏に記載された番号を入力すれば１カ月後までの予約を１日２件までできる。トヨタ、日立グループ館やグローバル・ハウスなど計１４館が対象。事前予約枠数は各館の判断に任せており、通常は入館者全体の約２割（計約２万人分）だが、人気館は予約開始当日にほとんど埋まってしまう状態だ。 　 　１５００万人の入場者という当初の目標を達成した万博協会にとって、今後の最大の懸念は閉幕直前の「駆け込み入場」によって起こる事故やトラブル。協会は２４日、会場内にいる滞在人数が１７万人を超えた場合は入場制限を行い、事前予約をした客でも特別扱いしない方針を示した。 　 　各館などによると、協会は閉幕前の９月２３〜２５日の入館分について「午後の予約については限りなく０に近い数字にしてほしい」と要請。同じく混雑が予想される１７〜１９日分については、「間に合わなかった」という。 　 　この３日間は通常は１時間半〜２時間で埋まる予約が約１時間でいっぱいになったという。一部の入館希望者からは「告知なしにこうした対応を取るのはおかしい」との声もあるが、協会は「予約時間ぎりぎりに来た客が、入場規制で入場できないと苦情を言う恐れがある。そうしたトラブルを避けるため」と説明している。【樋岡徹也】

• 特別扱い（８月２５日）

  会期末に向けての次の手、「入場制限」の方針が出された。
  会場内に来場者が１７万人入場している状態で、入り口で入場制限を実施する。
  入場制限が行われると、たとえ会場まで来ていても、ゲートで待たされる事になる。そして退場者の数だけ順に入場する事になる。
  観覧の事前予約をしている人や遠方からの来場者などでも、特別扱いはしないとの事。また、払い戻しもしない。

  実際に発動された場合、ひともめ起きそうですネェ。
  ＮＡＺのページにも、苦情の投書が来るんじゃないかなぁ。
  そのようなクレームは、出来るだけ主催者へお願いします。
  それと、退場者と同人数入場させる場合、各ゲートの人数をどう割り振るのでしょうね？
  このような発表…実は昨日の記載の「おすす日」にも書いてありますが…を、今頃になって行う姿勢を、ＮＡＺは信頼できません。・・・なぜ、開幕の時点で決められなかったんでしょう？
  まぁ、「予想」と同じですが、協会の運営能力には大きな疑問が残ります。
  そして、閉幕後の会場の「その後」の取扱いについて、不安が募るばかりなのです。

• 予想（８月２４日）

  「予想」って、概して当たらないものですよね。…天気予報とか
  愛知万博の「入場者予想」も、これまでほとんど当たった事が無いと思ってます。天気予報より以上に輪を掛けて。

  妙な傾向ですが、博覧会協会が混雑を予想する週末より、平日の方が混雑する傾向が続いていますよね。それが恥ずかしいからか、過去の入場者予想の内容は削除されています。
  「協会の予想」と「実績」が、どれくらい当たっているのか（外れているのか）、ちゃんと開示すべきじゃないかと思う。

  さて、この度、会期末に向けての「おすすめ日カレンダー」が公開されました。

  その内容は、とても単純に、最終週以外の平日を「おすすめ」としているだけです。
  「何も考えていないのかなぁ、この人たち」って思いますね。…とても可愛そうに感じます。
  例のパレードも平日（月〜木）のみ開催なんですよ。それを楽しみにしている人は、きっと平日に繰り出すと思うよ。
  それに、８月も９月も同じ条件ってのもネェ、いささか信じがたいのです。
  ＮＡＺが行く予定をしている８月２９日は、混む事を覚悟していますヨ。

• 人口密度（８月２３日）

  事故で中止されていたエキスポ・オールスターズ・パレードが昨夜から再開されました。
  安全対策としてコースを４００メートルに短縮（元の三分の一）したそうです。

  距離を短くすると、人口密度が高くなって、逆に危険ではないの？と少々心配ですが．．．。

• 新聞に載った！（８月２２日）

  超ローカルな新聞（とも言えないですけど）にＮＡＺが載りました（笑）。

  表面	裏面	拡大（裏）

• ３団体（８月２１日）

  瀬戸の愛知県館で「海上の森シンポジウム」が２０日に開催された。
  会場計画の見直しで（ある程度）守られた里山「海上の森」の今後を考えようと言う内容。
  日本野鳥の会，世界自然保護基金，日本自然保護協会と言う「環境３団体」も協賛。

  愛知万博自体に、あまり好意的でないと思っていた環境団体が参加している事は望ましいと考えてよいのだろうか。

• 権利すら得られず（８月２０日）

  １５００万人目をゲットしてプリウスを貰う、って以前どこかで宣言したんですけど．．．。
  計画では、昨日（金曜日）の午後に１５００万人に到達して、今日の入場者であるＮＡＺがゲット出来る筈でした。
  その計画の実行以前に１８日（木曜日）に達成になってしまいました。

  そんな訳ですので、本日は愛知万博へは行きませんでした（笑）。

• 俺って悪者か？（８月１９日）

  今日の中日新聞に、全期間券入場者の「功罪」についての記事があった。

  ＜功＞
  • 目標達成

    入場者数の目標達成に大きく貢献、２割が全期間券入場者で、平均７回来場

  ＜罪＞
  • 圧迫

    リピーターが１日限りの来場者を圧迫

  • 熟知

    会場を熟知しており目的のパビリオンや整理券配布場所へまっしぐら、対して、１日券利用者は地図を見ながらきょろきょろ

  • 不要の整理券

    自分には必要ないのに、知人の為の整理券を取りに行く

  単純に項目数を見ただけで、何を言いたいのか判ってしまう。

  明らかに全期間券入場者を「悪者」にしている感じがするよね。
  大変、不愉快です。
  …だから、この記事をＷｅｂに載せていないのかなぁ、と勘ぐってしまう。
  　
  一応、自己弁護しておきますが、ＮＡＺは概ね一人で行ってます。
  マイペースで各パビリオンを廻ってます。
  他人に迷惑掛けるような行為はしてないと思います。
  整理券争奪戦に参加した事も無いです。
  大体、そんなに早く行かないし。
  人気館の行列には普通に並びます。
  トイレへ行きたくなった場合、タバコ吸いたくなった場合など、既得権を放棄して、再度、最後尾に並び直します（一人なので、場所をキープ出来ないんです）。
  結構、「損」してる場合もあるんですヨ。
  　
  直感ですけど、むしろ、１回限りの来場者の方が「必死さ」は強いように思いますけど、如何でしょうねェ。
  人それぞれだと思いますが．．．。

• 前倒し（８月１８日）

  愛知万博の入場者数が、目標の１５００万人を前倒しで達成しました。

• リサイクル（８月１６日）

  中日新聞で「私の万博見聞録」と言う特集が組まれている。初回のお題は「建築」について。
  パビリオンのリサイクルに関して引用。（建築史家・五十嵐太郎さん）
  「リサイクル重視と言うのであれば、万博の後に（会場で使った資材を再利用して）作るものから逆算してパビリオンを建てるぐらい徹底すればよかった。
  まだ、『この素材はリサイクル可能です』と説明さえすればよいと言う段階にとどまっています。
  リサイクルの可能性をうたいながら、リサイクルせずに（建築資材などを）撤去するだけだったら、ちゃんと残る物を作った方がエコロジーだったと言う事になりかねない。」

  確かに、トイレも簡易建物で「リサイクルします」と書いてあるが、具体的に「どこで再利用する」かは書いてない（見た事がない）ですよね。
  万博閉幕後のパビリオンやトイレのその後についても、見守る必要がありそうです。

• 自己責任であるべき（８月１５日）

  外国館でハーブの一種「ヘナ」のペインティングを体験した人が肌荒れを訴えた問題（８月４日・中日新聞）で、ペインティングを実施していた５カ国すべてで、博覧会協会の要請（圧力？）によってペインティングを中止した。
  中止したのは、モーリタニア、スーダン、カタール、イエメン、インド。
  　
  協会は「敏感肌の人はアレルギーを引き起こす可能性があり、各館にはヘナについてあらかじめ入場者に説明する責任がある」として、体験希望者に免責署名をさせたり、通訳ができるスタッフを置いたりするなどの態勢が取れない場合は、再開を認めない方針。

  まず第一に感じたのは、こんなのは「自己責任」でしょ。自分の体に得体の知れないペインティングをして大丈夫かどうかくらい自分で判断しなさい、と思う。
  それと、前回の報道（上の「問題」）も含めて想像するに、肌荒れを起こした人が博覧会協会に訴えたらしいんだね。で、協会としては、「責任回避」の意味も含めて、外国館を悪者のように仕立て上げたと思うのだ。
  さらに「免責署名」なんて、来場者まで悪者扱いするような態度はひどすぎ！ナンセンス！
  　
  オマケですけど、ＮＡＺ的に「ヘナ」は白髪染めのシャンプーやリンスなどで注目している素材なんですよ。白髪がかなり目立つＮＡＺとしては、この素材にはかなり興味を持っていたのですが・・・実際のところはどうなんでしょうね？

• 里山アカデミー（８月１３日）

  県は海上の森で、里山に関わる幅広い人材を育成する為に「里山アカデミー」を開催する。
  ９月に開講し、１２月まで４回開催される。具体的日程は、９月１７日，１０月１６日，１１月１２日，１２月１０日。
  参加資格は「里山保全活動への参加意欲のある１８歳以上」で、定員５０名。参加は無料だが保険料が別に必要。

  ＮＡＺは、最近、愛知万博「後」の姿に興味がありますので、紹介しておきますネ。

  問合せ先：県　農林水産部　森林保全課　海上の森整備グループ

• 再開（８月１２日）

  ガスパビリオンのショーが再開されました。
  それと、中日新聞に、バイオプラスチック製の食器について出ていました。
  以前、「声」のコーナーで紹介したものです。Webでも見られますのでリンクしておきます。（コチラ）

  もっと、ピーアールした方が良いんじゃないの？、との話が通じたのかも知れませんネェ（笑）。

• 目標達成のご褒美（８月１１日）

  愛知万博の目標であった１５００万人の入場者達成の場合のご褒美リストが発表されました。
  【ご褒美リスト】
  ２０日か２１日に達成が予想されているようです。

  ＮＡＺ的には、１９日に達成を予想しています。
  願わくば、午後に達成されれば、２０日に行って、プリウスを貰うつもりです（笑）。
  １０００万人目を外しましたので．．．。

• 裏をかくのが裏目に？（８月１０日）

  万博の入場者数の推移を見ていると、面白いですねぇ。
  ＮＡＺが日曜日に行っているが、入場者数は１０万ちょっとくらいでしたね。
  その後、月曜〜火曜〜水曜と入場者数が増えてます。
  傾向として、土日より平日の方が入場者数が多い傾向にあります。
  また、夏休みになって大混雑するのかなぁと心配でしたが、夏休みに入ってからの期間の方がそれ以前に比べて、入場者数は少ないようです。

  変な傾向だと思います。
  きっと、「混みそうな日は避けよう」って裏をかいているつもりが、みんなが同じ考えで、裏目に出てしまっているんじゃないかと推察します。

• 中止（８月９日）

  ガスパビリオンでボヤ騒ぎが発生し、ショーが中止になった。
  ショーの準備中に道具の杖から、不注意で発火したそうです。
  安全性を確認して、１１日以降に再開の予定。

  客席でも炎の熱が感じられるような演出なので、確かに危険性はありますよね。
  人間が演ずる面白いショーなので、少し残念です。
  ディスカバリーも同じだと思うけど、完全に「安全」って事はないでしょう。
  危惧されるのは、ショーの内容を変更してしまう事．．．。

• 最後の挑戦（８月８日）

  これまでに、愛知万博へ６回行きましたが、まだ見てないパビリオンもあります。
  自身の備忘録を兼ねて、書き留めておきます。

  • イエメン館
  • インド館
  • サウジアラビア館
  • バングラディシュ館
  • 韓国館
  • ネパール館
  • アルゼンチン館
  • キューバ館
  • 中米共同館
  • ＯＥＣＤ館
  • 国際熱帯木材機関館
  • リビア館
  • スペイン館
  • モロッコ館
  • ウクライナ館
  • ポーランド館
  • コーカサス共同館
  • ＮＥＤＯパビリオン
  • ワンダーサーカス電力館
  • ワンダーホイール 展・覧・車
  • バイオラング
  • ロータリー館（友愛の家）
  • モリゾー・キッコロメッセ
  • わんパク宝島
  • ロボット・ステーション
  • ＥＸＰＯホール
  • ＥＸＰＯドーム
  • サツキとメイの家

    往復ハガキで応募しないといけないんですよ。
    今日、９月分の応募をしました。まさに最後の挑戦なのです。

    でも、閉幕後も残されるようなので、苦労する必要もないかなぁ・・・（笑）

• 広がる白い輪（８月７日）【６回目】

  自転車で行きました。
  　
  で、・　・　・　・いきなりのビッグニュースです！
  北ゲートまで、一度も止まらずに行けました！
  何度も自転車で行っているので、体力付いたのかなぁ。
  あ、もちろん帰りも止まりませんでした。
  　
  さて、到着したのは１０時半くらいです。さすがにこの時間なら、北ゲートもすんなり入れました。　

  ＜グローバルコモン２＞
  • 国際赤十字・赤新月館

    「８０分待ち」の掲示でしたが実際は「６０分くらい」でした。
    ホワイトバンドに遭遇しました。詳しくは、「ため息」をご覧ください。

    女性３人組が、揃って泣き崩れていました。
    少々、驚きました。…もう少し若い娘なら良かったけど．．．。

  本日の課題は、これです。市民なのに一度も足を踏み入れないのもなぁ・・・って事です。
  ＜瀬戸会場＞
  • モリゾー・ゴンドラ

    お昼前くらいで、ほとんど待たずに乗れました。パビリオンではないけれど、乗ってみて損はないと思うよ。無料ですし。

    地元住民からプライバシー問題も提起されていたが、途中の民家上空では、ガラスが突然「摺りガラス」状態で外が見えなくなります。その問題はクリアしたようです。
    ２家族（母＋子供２人／父＋子供１人）と相乗りになりましたが、何回も乗っているのでしょう、その子供たちが、きっちり解説してくれました。

  • 瀬戸愛知県館

    大した待ち時間もなくすんなり入館可能。
    メインは「森の劇場」と言う上映です。
    ２種類の内容があるようで、ＮＡＺが見たのは、「海上の森を保護出来て良かった」と言う趣旨のもの。

    こんな言い方変かもしれないけれど、「お上」が主催する展示にしては、とてもよい内容だったと思います。愛知万博の計画段階から状況には注視してきましたので、その辺の事情がそれなりにまとめてあったと思います。
    もう一種類の内容もぜひ見てみたいです。

  • 瀬戸日本館

    瀬戸会場へ降り立った時に整理券を配っていたので貰っておき、１４：１０から楽々観覧。
    「一粒の種」と言う３３人の役者による演劇が中心。

    この演劇、技術的な面では、かなりなレベルだと思います。しかし、技術に走りすぎた為、肝心の「内容」がピンボケになっていると感じた。瀬戸愛知県館での明快な「主張」を体感した後では、物足りなさ過ぎる。
    むしろ、前室での和紙スクリーンでの上映の方が「日本」らしさが出ていて良かったかも。

  • 海上広場

    いろいろな団体（NGO,NPO）が各種実演などを行っています。

  • 市民パビリオン

    同じく各種団体が小さなブースを出しています。

    メインの対話劇場では、「世界青年水フォーラム（記憶が不確か）」のディスカッションが行われていました。
    「世界の貧困の原因の多くは水である」と言う様な興味深い話がされていましたが、残念ながら、途中からしか聞いていません。
    ちゃんと聞いていれば、ＮＡＺも「世界」に目が向けられるようになるかもしれないんですけど．．．。

  • 燃料電池バス

    長久手会場へ移動です。少々待ち時間がありました。
    お昼ご飯を食べていませんでしたので、瀬戸ゲートのコンビニでサンドウィッチを買って、食べながら並んでました。

    世界の「珍しいもの」食べないでどうするの？って自己反省です。
    燃料電池バスの乗り心地はとても良いです。静かな事もはっきり体感できます。
    リニモより、よほど価値あり、と思う。無料ですし（笑）。
    もう少し、運行本数を増やしてほしいなぁ。バス溜め場にたくさん止まってたんですけどねぇ。

  ＜遊びと参加ゾーン＞
  • グローイング・ビレッジ
  • 地球市民村

    パビリオン内の「アースドリーミングシアター」は天井面の映像を寝っ転がってみる事ができます。

    疲れを癒すには最適。

    館外の広場では、月替りで各種団体がブースを出しています。簡単に８月の展示を紹介しておきます。
    • バングラディッシュのストリートチルドレン
    • 海・イルカ・クジラ
    • 種の絶滅
    • リサイクル
    • ガールスカウト
  ＜グローバルコモン６＞
  • ニュージーランド館

    ヒスイ以外に、上方に大きなスクリーン映像が流れてます。割と良いです。
    それと、パビリオン紹介の名刺を貰った。タッチスクリーンのドラッグ用かな？

  • カンボジア館
  • タイ館
  • インドネシア館
  • 南太平洋共同館
  • ブルネイ・ダルサラーム館

    小国でしょうけど、森を体感させてくれる展示に好感です。

  • ベトナム館

    たまたま、館内でのショーを見ることができました。なかなか良かったです。演じたおねぇさんも、エキゾチックで愛嬌があっていいですねぇ。

  • マレーシア館
  • ラオス館
  • フィリピン館
  　
  ※瀬戸会場、意外に良いかもです。

• 開催記念（８月６日）

  せともの祭り（９月１０〜１１日開催）のポスターが出来ました。

  悲しい事に「愛・地球博開催記念」と銘打たれている．．．。

• チケットの交換について（８月５日）

  中日新聞に入場券の交換ができる、との記事が出ていました。
  ＮＡＺの所へも質問（や抗議）などを貰っていますので、紹介しておきます。
  　
  【博覧会協会ページ（Ｑ＆Ａ）より】
  ＜Q＞払い戻しや交換はできるの？
  ＜Ａ＞既に購入された入場券については、他の券種・年齢区分への交換は、原則として行いません。
  但し、個人の方で割引入場券の発売を知らずに、既に普通入場券を購入された方については、これまで交換を実施しないこととしておりましたが、事情やむを得ないものに限り、会場の入場券販売所で交換を行います。
  なお交換を行う対象となるのは、普通入場券から全期間入場券、特別割引入場券、夜間割引入場券への交換です。
  　
  払い戻しの取扱いはいたしません。
  　
  ※全期間入場券への交換を行う場合、普通入場券の算定価格は、第一期前売券の価格となります。
  ※交換による差額の精算は現金でお願いします。クレジットカードの使用は出来ませんのでご注意下さい。

  協会の説明では、とても解りづらいです。
  「これまで」とはいつの事だろう？…それまでは全く交換できなかった訳ですね。

  　
  【中日新聞より】
  〜略〜虎の子の入場券だが、実は一枚を二枚に増やす方法がある。前売り入場券の場合、夜間割引入場券二枚と交換できるのだ。〜略〜
  この交換制度は、開幕前に前売り入場券を販売した際に、開幕時から売り出す夜間割引入場券の購入という選択肢を市民に十分知らせる事ができなかったために導入されている。
  前売り入場券は三期に分かれて販売され、値段もそれぞれ違うが、どの入場券でも一枚につき２３００円の夜間割引入場券二枚との交換となる。
  このほか、身体障害者手帳を持っている人と介護者一人が対象の特別割引入場券（大人２３００円）二枚と交換できる。差額の料金を支払えば、全期間入場券（大人２７５００円）にも換えられる。交換場所は会場の各ゲートにある入場券販売所だ。
  ただ、注意しなければいけないのは、この販売所で入場券交換制度について特別な広報はしていないこと。〜略〜
  博覧会協会営業管理室は「ホームページで知らせている。あくまでも自己申告を受けての交換なので、張り紙を出す予定もないし、必要もない」とそっけない。〜略〜

  新聞の方が、多少解り易いでしょうか？かなり条件はあるようですので気をつけてください。
  毎度の事ですが、協会の役人の発言には、腹立たしい思いがします。

  まとめると、こんな感じでしょうか？

  交換前	交換後
  前売り入場券（第一期） （お得）3,700	夜間割引入場券(2300x2) 4,600 特別割引入場券(2300x2) 4,600
  前売り入場券（第二期） （お得）3,900
  前売り入場券（第三期） （お得）4,100
  普通入場券・当日券 4,600
  第一期＋差額23800 27,500	全期間入場券 27,500
  第二期＋差額23800 （割高）27,700
  第三期＋差額23800 （割高）27,900
  普通入場券＋差額23800 （割高）28,400

  （注）「前売り」が条件かもしれませんので、普通券の交換はできないかも知れません。

• 中日春秋（８月４日）

  コメントも何もなしでリンクだけしておきます。
  「中日春秋」（中日新聞社）
  少しすると、バックナンバーからも消えるかもしれませんので、ご注意を。

• おみやげ（８月１日）

  おみやげやさん（公式記念品ショップ）での行列は、毎回気になっていた点です。
  個人的には、帰り間際におみやげやさんへ行くと言うのが問題で、混んでいない時間帯に行けば良いじゃないの？と思ってた訳です。
  もっと個人的な事を言えば、ＮＡＺはおみやげやさんにほとんど行ってませんが．．．。
  　
  博覧会協会は、公式ショップを４ヶ所増設しました。
  もちろん混雑緩和が目的です。
  「これで行列が２割ほど緩和できるのでは」とのコメント（協会）。

• パレード中止（７月３１日）

  ７月３０日の夜間パレード（「エキスポ・オールスターズ・パレード」）での混乱を受けて、パレードが中止された。
  ８月１日以降再開されるかは微妙な情勢のようです。

  実施されるのなら、今度、夜の万博へ行った際の課題にしましょうか。

• ハンドパワ〜（７月１８日）【５回目】

  ゆっくりと夜の万博を見てみようと思いました。自転車で北ゲートへ。

  ＜企業ゾーン＞
  • 三井・東芝館

    もちろん、しっかり並んで見学です。
    自分自身が映画に出演すると言うもの。

    こんあもんかなぁ、と言う感想。

  ＜グローバルコモン２＞
  • 国際赤十字・赤新月館

    待望の見学です！
    そこそこの待ち時間でした。

    素晴らしい！
    並ぶ価値あり。
    また行きたいパビリオンのナンバーワンです。

  ＜遊びと参加ゾーン＞
  • 地球市民村

    何を見るわけでもなくブラブラと。
    グローイングビレッジへ行こうと思ったのですが、早く終わります。

    「地雷」の展示では、少々ショックを受けました。

  • 東大カフェ レーベルアート（軽い夕食）

    ドリンクとハンバーガーで５００円なのでお手頃だと思います。

  ＜愛・地球広場＞
  • Mr.マリック・ショー

    実は今回の主要課題のひとつだったのです。
    だから、夕食も時間の都合で軽く済ませたのでした。
    ショーの内容も、マリック本人が「超魔術」を披露すると言うより、観客を参加させると言う内容で、「参加型万博」のベクトルとも一致していて非常に良かったです。
    来場者全員にスプーンが配られるなんて知らなかった。
    しかも、こんな事を信じないＮＡＺのスプーンが曲がるなんて信じられません！

  ＜センターゾーン＞
  • こいの池イブニングショー

    始まる時間に軽い夕立があり、待っていた人がかなり避難したので、真正面の良い位置から見られました。
    なかなか幻想的で綺麗で良いショーです。

  ※今回はたくさん廻らず、内容の濃いものになったようです。

• リニモ（７月１４日）【４回目】

  午後から行きました。今回の課題は「リニモに乗る事」，「ホワイトバンドをしてアフリカ関係を廻る事」，「赤十字館を見る」と多彩です！。

  ＜交通＞
  • リニモ

    藤ヶ丘に駐車場を借りているので、藤ヶ丘からリニモに乗車です。
    お昼過ぎの時間でしたが、座れない。また、藤ヶ丘駅からリニモに乗るまで結構遠回りさせられる。それに高い！
    帰りはもっと悲惨で、時間的には午後８時前に帰ろうと思いましたが、北ゲートでリニモに乗るまでが、すごい行列です。パビリオンに並ぶのと同じかも？

    …まぁ、愛知万博の「動くパビリオン」と言う事なので仕方ないかも知れないですね。

    当然、超満員で座るかどうかと言うレベルではない。
    たぶん、すごく注意していないとリニモの乗り心地の良さも解らないでしょう。
  ＜グローバルコモン５＞
  • 南アフリカ館
  • アフリカ共同館

    良い展示です。大きなスペース全体でアフリカ大陸を旅するような形になってます。個々の国は「ブース」のような形式で展示を行っています。
    二十数カ国分を駆け足で見て廻ったので、もう一度ゆっくり行きたいと思っています。
    南アフリカ館の連なりを含めると３ヶ所の入り口に分かれています。１箇所では「要人が来館する」と言う事でしばらく待たされました。

    ホワイトバンド発見できず。

  • エジプト館

    期待していませんでしたが、歴史的な美術品などの展示には惹きつけられますね。

    レプリカだったりするんですが、好きな人には「たまらん」でしょうねぇ。

  　　コモン５には喫煙コーナーがありません。…ちょっとつらいです。
  ＜グローバルコモン４＞
  • 北欧共同館

    出展各国の国旗が同じ形で色違いと言うのが面白い。
    お国柄なのか、センスのいい展示だと思います。
    オーロラ（アイスランド）やボルボ（スウェーデン）の絵葉書みたいな物が貰えたり、ちょっとお徳かも。

  • ベルギー館

    巨大なキャンバスに描かれた絵画の展示は、独特で、素晴らしいと思います。一見の価値ありです。
    良くある巨大スクリーンの映像とは一味も二味も違います。

    ワッフル食べませんでした。

  • スイス館

    ランプの光を当てて説明を聞くアイディアは面白い。最後に「山」へ。

  • オーストリア館

    氷の壁で涼むにはもってこい。おまけに雪ゾリ体験も出来る。…子供は喜ぶでしょうネ。

  • イギリス館

    広い庭園を配した構成は特徴的。でも大して気にも留めず通り過ぎただけ。
    館内には科学技術の「ちょっとした」展示がありますが、さほど興味は持たなかった。

  • リトアニア館
  • ロシア館

    マンモスを見るなら、断然こちらですね。
    宇宙関係の展示も良かったです。

  • チェコ館
  • アイルランド館

    アイリッシュ音楽を聴きたかったが叶わず。メイン展示はハイクロスです。

  • ルーマニア館

    弦楽四重奏の演奏を聴きました。あまり気付かないかもしれませんが、上部のスクリーンの映像ともマッチしてとても素敵な時間を過ごしました。

    どうして、あんなに不安定な客席構造なのか、判りませんが。

  • ポルトガル館
  • オランダ館

    「水」をテーマにした池を上から覗き込むような映像展示。

  ＜グローバルコモン２＞
  • 赤十字館

    何と！閉館時間が早すぎる！早々と片付けてました。

    また、チャレンジですね。

  • カナダ館

    仕方ないのでカナダ館を見たって感じです。
    迫力ある映像展示はそこそこ面白いですかネェ。

    外で並んでいる時の方が面白かったですけどね。

  まとめ：リニモにはもう乗りたくない。

• ほっとけない（７月８日）

  愛知万博と連携したら、素晴らしい成果を後世に残せるかも知れない。
  …そんな気がします。

  「ほっとけない　世界のまずしさ」より。
  3秒に１人、子どもが貧困から死んでいます。
  食べ物がない、
  水が汚い、
  そんなことで。
  　
  この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。
  貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。

  グローバルコモン５（＝アフリカ関係）でキャンペーンするとか。
  良いアイディアだと思いませんか？

  博覧会協会は、たぶん、以前と変わらず「お役所的」じゃないかと思います。
  登録されているNGO,NPO団体としか連携できないんじゃないかと思います。
  …残念ですけど．．．。

• 自然、ハイテクでもローテク（７月４日）【３回目】

  １０００万人目当選を狙って行きました。
  雨でした。北ゲートへ１０時前に到着、３０分程度入場にかかった。雨だと行列も長くなってしまうし、時間もかかるように思います。
  それと、パビリオン見学の前にペットボトルのお茶を仕入れようと思っっていたのですが、雨の為ワゴンでの販売はほとんどやってませんでした。ペットの自販機を見つけるのにかなり時間がかかりました。

  ＜企業ゾーン＞
  • 日立館

    １０００万人の抽選は午後２時までで間に合うので、とりあえず「超人気」らしいパビリオンに並んでみました。
    「２５０分待ち」って事でしたが、「２時間５０分待ち」だと勘違いして並びました。〜本当は「４時間１０分」（笑）〜
    結果的に午後１時半位に入場できたので、勘違いで正しかったのですが…。
    展示内容は、乗り物に乗って特殊な双眼鏡の中に自然環境を再現し、手につけたセンサーで実際に動物と触れ合うと言う内容ですね。

    確かに人気館だけの事はある内容ですね。
    ただ、ＮＡＺ的には、自然をテーマにした万博ですけれど、どう考えてもハイテク展示の傾向が強いのではないかと思うなぁ。…「すごい」事は認めますが。
    それにしても、この待ち時間の長い事！…強烈な「ローテク」を体感した。

    後日、入館記念の写真をWebで見る事が出来ます。
  結局、１０００万人の抽選にも、「かすりもせず」外れたので、海外パビリオンへ。
  ＜グローバルコモン１＞
  • カタール館
  • イラン館
  • バングラデシュ館
  • パキスタン館
  • スリランカ館

    ここで遅めの軽い昼食です。

    　
    • 野菜ゴダンバ

      カレー味のスパイシーなジャガイモや野菜をパン生地でくるんだもの。ジャガイモがごろごろして、結構、食べ応えがありますヨ。
      ちょうど、サイズや形が日本の「おにぎり」と同じような感じです。小腹がすいたときにもお奨めです。テイクアウト出来ると良いんじゃないでしょうか。
      そのままだとさほど辛くないんですが、脇についてる赤いものはケチャップじゃなくチリソースなので、「適度」につけると、かなり旨いです。

    • パニアッパー

      シナモン風味の薄焼きクレープのような生地に、甘い飴のようなものが包まれています。
      主食と言うより、、デザート，お菓子の雰囲気です。
      調べたところ、「小麦粉とココナッツパウダーを練った皮にヤシの蜜を包む。」だそうです。

    • ロイヤルミルクティー

      かなり時間的に遅いにもかかわらず、スリランカ館で食事したのは、これが目当てだったから。
      味は、久しぶりに旨い紅茶を飲ませてもらったと率直に感じました。
      想像より全体に薄味で、若干甘めだった気がしますが。
      最近でこそ、コーヒー党に成り下がっていますが、一昔前のＮＡＺは紅茶しか飲まなかった。しかも、レモンじゃなく絶対的なミルクティー派でした。
      ティーメーカーのパフォーマンスも間近に見られます。

  • 中国館

    女子十二楽房的な演奏会がありました。

  • モンゴル館

    でっかい岩塩の展示と岩塩の味見あり。

  • ブータン館
  • 中央アジア共同館
  日本ゾーンへ向かう途中で、念願のトルコアイスを食べました。
  ＜日本ゾーン＞
  • 長久手日本館

    約１時間待ちでした。
    メインは、全天球のまぁるい映像シアターですね。…結構すごいとは思います。

  • 長久手愛知県館

    お祭り広場では、クラシックとロックを中途半端に融合した妙なライブをやってました。
    ショー「地球タイヘン大講演会」が中心。ほとんど待たずに入れます。

  • 中部千年共生村

    愛知県館からの流れで、なぜかそのまま回りました。

  ＜グローバルコモン３＞
  • ドイツ館

    人気館だけあって１時間待ち。
    乗り物に乗って、自然と工業に関して紹介される。…ジェットコースター感覚。

  • イタリア館
  • クロアチア館

    意外に良かったです。
    映像展示という意味では、代わり映えしなさそうです。
    しかし、テーマが「一滴の水：一粒の塩」で、床面に塩を敷き詰めて、それを水面に見立てたり、映像のスクリーンとして使用して、空から見下ろす感じのシアターは斬新に感じた。
    また、不要な押し付けがましい解説をせず、観る者の感性によってストーリーを引き出そうとする演出は非常に良い。

• 地元貢献（７月２日）

  「せともの祭り」が例年通り開催される事になりました。
  →詳しい事は、「ため息ブログ」を参照ください。
  　
  中日新聞の皮肉たっぷりな記事を引用する。

  幸か不幸か、万博開幕後の市街地への入り込みが当初の予想より少ないことも、助けとなったようだ。

  まぁ、ぶっちゃけ、「愛知万博は開催されたが、地元への貢献はほとんど無い」と言う事なのですね。

  ＮＡＺ的には予想通りなのですが、期待していた多くの人を知っているだけに、残念な事です。