ＮＡＺ・愛知万博（２００６年１月～３月）

愛知万博（２００６年１月～３月）

変遷（３月３１日）

中日新聞のなごや東版に、西ターミナル付近の変遷を示す写真が掲載された。
ターミナル付近の事業所に勤める写真愛好家による撮影。
- ２００２年９月
  田んぼの風景、リニモの橋脚が立ち始めた頃
- ２００５年４月
  愛知万博開催時、アスファルトに覆われた駐車場
- ２００６年３月２４日
  アスファルトが取り除かれて、田んぼに戻す準備完了
３月３０日に原状回復工事が終了し、約１００人の地権者に返却されるとの事です。
現状復帰と言いますが、やはり、リニモが非常に目立ちますね。
また、まだ農作を始めていないので、単なる荒れた更地にしか見えないです。

裏１周年（３月２８日）

愛知万博の閉幕１周年の９月２５日に合わせて、博覧会協会が記念イベントを開く事を発表。
「思い出を振り返り、理念を継承・発展させる」との事。
細かな内容は判らないが、９月２５日を最終日にした１週間程度、県内複数の会場で、来場者が楽しめる内容との方針。
例えばですけど、こう言うイベントに未使用の入場券所有者は優先的に参加できるようにするとかの配慮をしたらどうでしょうか？
払い戻さないのだったら、せめて有効に使えるようにして欲しいと思います。

１周年（３月２６日）

開幕から１周年（閉幕から半年）と言う事で、いろいろなイベントが開催されました。
…どうまとめようかなぁ
…どれも行っていませんし。
1. 県民の集い　（愛知県体育館；写真）
  一番大きな記念イベントかな。
  フィナーレでは２万人の応募者から４０００人が抽選で選ばれて、谷村新司さんの歌などを聞いた。
  冷凍マンモスの展示もあり、来場者は２万６５００人。
  また、フィギュアスケートの浅田舞、真央両選手も登場した。
2. 市民プロジェクト２００６　（瀬戸市文化センター）
  瀬戸会場の市民パビリオンが復活。対話，ワークショップ，コンサートなど。
3. 国際交流／制服　（瀬戸・パルティせと）
  再開発ビル「パルティせと」で国際交流をテーマにしたイベントを開催。外国館３館のアテンダントＯＧらが当時の制服姿で登場した催しでは、立ち見客も。フランス館、イタリア館、アフリカ共同館のアテンダント計１５人が当時の制服姿で現れた。
4. 環境イベント大集合　（名古屋・アスナル金山）
  ＥＸＰＯエコマネーのポイントがもらえる「環境イベント大集合」（名古屋市主催）に約５千人の市民が訪れた。ＮＰＯ、企業をはじめ、市の各部局などが計２０ブースを設置。レジ袋を断る「マイバッグ宣言」に署名するとポイントがもらえるブースもあり、訪れた人々は各ブースで競い合うようにポイントを集めた。
5. 地球市民村ｉｎあすて　（豊田市）
  ＮＰＯなどが活動を披露した長久手会場の地球市民村を再現した「地球市民村ｉｎあすて」が始まった。
6. 円卓会議　（豊田市；２４日）
  フレンドシップ事業相手国の大使らによる円卓会議を開いた。
  会議にはネパール、カザフスタンを除くフレンドシップ相手国の８カ国の代表と、万博で広報プロデューサーを務めたマリ・クリスティーヌさん、市国際交流協会の豊田彬子理事長、鈴木公平市長が出席。
  ＜出席者＞
  　スリランカ（ランジット・ウヤンゴダ大使）
  　フィンランド（ヨルマ・ユリーン大使）
  　韓国（ジョン・ソンベ総領事）
  　英国（ジュリアン・ミラー領事）
  　米国（マイケル・ターナー領事）
  　パプアニューギニア（アウガス・ウィアル参事官）
  　ロシア（レオニッド・ガンザ大使館参事官）
  　メキシコ（アルマンド・ロペス２等書記官）
7. 愛・地球博記念市民合唱団　（名古屋・栄）
  愛知万博を歌声で盛り上げた「愛・地球博祝祭市民合唱団」が、「愛・地球博記念市民合唱団」に生まれ変わり、万博開幕１周年の２５日、名古屋・栄での記念行事に出演。
  披露するのは、昨年１１月に３８歳で亡くなった歌手本田美奈子さんの「つばさ」。０１年の万博応援コンサートで共演したのがきっかけだ。
8. ＥＸＰＯ２００５交流の夕べ／市民で創（つく）る持続可能な社会　（名古屋市西区；２４日）
  「ＥＸＰＯ２００５交流の夕べ」があり、万博協会の豊田章一郎会長、愛知県の神田真秋知事、８８カ国３機関の駐日大使ら約８００人が参加。昨年３月の開会式の際に使われた「地球オルゴール」を回すパフォーマンスで開幕１周年を祝った。
  これに先だって、作家の荒俣宏さんやタレントのジョン・ギャスライトさんらが参加して、記念シンポジウム「市民で創（つく）る持続可能な社会」も開かれた。
9. 記念の森・植樹　（長久手）
  町民約３００人が参加し、町有地に設けられた「万博記念の森」に約５０種３５００本を植える植樹祭があった。
  万博のテーマ「自然の叡智（えいち）」を引き継ぎ、発展させるのが狙い。
10. 英国庭園　（豊田市）
  鞍ケ池公園では、フレンドシップ相手国の音楽や舞踊が披露され、寄贈された「英国庭園」などが一般公開された。
11. 愛知万博中止の会　（名古屋市中区）
  愛知万博の開催に反対してきた「愛知万博中止の会」など三つの市民団体が２５日、名古屋市中区で、万博を検証する集会を開いた。約６０人が参加した集会では「１千億円を超えるリニモ（東部丘陵線）建設や道路整備など、関連事業を名目に多大な税金がつぎ込まれている」など批判が続出。一方、「海上の森での開催を変更させるなど、市民の活動が実った面もある」との報告もあった。
新聞の地方版（なごや東版）の瀬戸市長，長久手町長のインタビューが出ている。
特に取り上げるような話が無い。…脱力感が滲み出ている？

破壊状況（３月２５日）

会場の取り壊し状況の空撮です。（画像にマウスを当ててください）
＜長久手会場＞

＜瀬戸会場＞

閉幕から半年なので、主な建造物は概ねなくなっています。
なんだか荒涼としていますね。
環境保護にはほど遠いイメージがしますが、おそらく、表面上を取り繕うことはさほど難しい事ではないでしょう。
それを「自然」と呼ぶにふさわしいかについては、「？」。

正念場の春（３月２５日）

中日新聞から。
　愛・地球博（愛知万博）会場への足だった磁気浮上式リニアモーターカー「リニモ」（東部丘陵線）について、運営する第３セクター・愛知高速交通は４月から、沿線大学と駅を結ぶ専用の無料循環バスを新たに走らせる方針を決めた。万博閉幕後の乗客数は予測の半分以下に落ち込み、生き残りの道を模索中。華々しくデビューしてから２度目のこの春が、正念場となる。
　無料バスは、長久手古戦場駅（愛知県長久手町）が発着点。愛知学院大日進キャンパスと、名古屋外国語大や名古屋学芸大・同大短期大学部（いずれも日進市岩崎町）が集まる地区を結ぶ約４キロを回る。
　これまで学生は名古屋市内などから出るスクールバスや公共バスを利用。リニモの最寄り駅となる古戦場駅からは距離が遠いことから敬遠されている。
　愛知高速交通によると、バスは学生と大学関係者に限り利用でき、午前８時台から午後７時台まで運行。ピークを迎える午前中の一部の時間帯には１時間に６本ほど走行する。学生証などを提示し、乗車する。
　同社は、リニモ沿線の瀬戸、豊田市方面からの学生利用者が増えると期待。「今までなかったアクセスができるので利用しやすくなるのでは。新学期ということもあり、学生にアピールできる」と意気込んでいる。
　リニモは万博開催最終月の９月は、１日平均で約１３万２７００人の利用があった。同社は万博が終われば当然、利用者は減ると見ていたが、１日平均３万１５００人は確保できると見込んでいた。ところが閉幕直後の１０月に、予想に遠く及ばない１万３０００人に下落した。
　その後もさらに利用者は減り続け、１２月にはとうとう１万人の大台を割り、約９５００人まで落ち込んだ。今年１月に約１万１２００人まで戻したが、依然、低い水準であることには変わりはない。
元々、見込みが甘いと言う事は言われていましたから、当然の結果でしょう。

　
また、新聞に「万博再考（下）」との特集。…見出しは『意外な人気』
確かにそうですよね。
地元で関心が強かったＮＡＺでさえ、そう思います。

１０回（３月２４日）

新聞の「万博再考（中）」に
「平均１０回会場に足を運び、万博の人出を支えたリピーター。ほとんどが中高年だ。」
と書いてある。
ＮＡＺは１０回行きましたよ。
でも、１０回で「リピーター」と言われるのは当たっていないと思います。
万博の各パビリオンを一回りするには、１０回くらい行かなきゃならないという感じですヨ。
また、「中高年」と言われるのも、大いに心外だね（笑）。

「行き先」関係の話題で、グローバル・ループのドライミストの装置が、名鉄豊田市駅と安城のデンパークに設置されるとの事です。
詳細は、朝日新聞の情報を。

上（３月２３日）

中日新聞に『万博再考』の（上）と題した記事。
内容は、万博によって人々は「行列」に慣れた。
さらに、「行列」によって想定していなかった交流が生まれたと。
待てよ、そもそも、インターネット事前予約や当日予約、さらに、ハガキでの予約などを駆使して、「行列」など出来ない想定じゃなかったのか？
「行列」を褒めるような記事内容であるが、本来の趣旨を考えると、愛知万博の大「行列」は、大「失敗」だったと言えるのではないだろうか？

１２９億円（３月２２日）

朝日新聞より引用。（http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000310603220002）
　昨年９月に閉幕した愛知万博（愛・地球博）の剰余金（利益）が、約１２９億円になることがわかった。２２日に開かれる万博協会の「基本理念継承発展検討委員会」（委員長・木村尚三郎東大名誉教授）で、協会側が示す。使途について、協会は、愛知県や名古屋市など地元の事業と全国的な事業に半額の約６５億円ずつ分配する方向。４月に具体的な分配額を正式決定する。
　協会は当初、剰余金を４５億～７５億円と試算していたが、会場施設の撤去費の節約や、閉幕後の関連商品の売り上げが予想を上回った結果、１００億円を突破する見通しになっていた。
　剰余金については、過去、国内で開催された大阪万博（７０年）、つくば科学博（８５年）、大阪花博（９０年）では、国が所管する財団法人などを新たに設立し、引き継いでいた。しかし、愛知万博は、低金利下で基金の運用益が見込めないため、そうした団体は作らず、既存の団体に分配する。開催地の地元に分配されるのは今回が初めてになる。
　地元分については、愛知県が要望している万博長久手会場跡地での「愛・地球博記念公園」建設事業、名古屋市の名古屋城本丸御殿復元事業、中部経済連合会など地元経済界が提唱する科学技術研究事業などに充てる。
　モリゾー・キッコロの著作権は、全国的な事業を行う団体が引き継ぐ。
地元に還元されるのは歓迎です。
価値のある使い方をして欲しいです。
「名古屋城本丸…」ってのは、ちょっと意味が判らないです。

継承（３月２１日）

博覧会協会は、今年１２月で解散の予定。
その業務は「継承法人」に引き継がれ、２００８年スペイン・サラゴサ万博，２０１０年上海万博への出展の検討などを行う。
さらに、モリゾー・キッコロのキャラクターグッズなどの商品販売も継承して行って、利益を得ようと言う魂胆のようです。

千年（３月２０日）

『中部千年共生村』で展示された「千年時計」が、豊田産業文化センターに移設・復元されました。（１９日）
機械式の歯車は、木を砕いて固めた「木のプラスチック」でできている。頂点部にはからくり人形が付いている。
豊田市が、県などに譲渡を求め、８７７万円かけて移設・復元した。
（地元紙の記事へ）
ＮＡＺは公式ページへのリンクは基本的にしませんが、
博覧会協会の解説ページを参照ください。…会期中の記事ですが。
　
リンクをしないのは、博覧会協会側が、当初、個人ページからのリンクを拒否していたからです。
２００３年１１月２１日付でリンクの規定が変更され、このようになりました。でも、トップページへと言う事なんです。
現在はこうなっていますが、同じように、トップページ（http://www.expo2005.or.jp/）へとなってます。
コレって言語選択の画面なんですよね。…使えないですよ。

呪縛（３月１９日）

「瀬戸蔵」の開館１周年のイベントが始まりました。
連携した企画で、イタリア館のチョコレート塗りの車が展示されたり、万博の思い出の写真展示など、愛知万博に関連する内容も多い。
そもそも瀬戸蔵の開館自体が愛知万博の開幕にタイミングを合わせたのだし、瀬戸と言う街が、これまで如何に「万博」頼みであったかがよく判る。
でも、そろそろ、万博の呪縛から脱却して、独自の成長の方法を目指すべきである。

木材再利用（３月１８日）

県森林公園の「こどもの家」に、長久手愛知県館から譲り受けた杉材で作った跳び箱が２基設置された。
作ったのは公園職員で、「木材のぬくもりを子どもたちに」との気持ちから手作りした。
譲り受けた木材は、他にボート池の桟橋にも利用されている。
心温まる話ですが、さほど大きく取り上げられていません。
万博の理念の継承の一例だと思うが。

飛行船（３月１６日）

愛知万博の会場上空を飛んだ「ソーラー飛行船」を２０１０年上海万博に出展する計画がある。
飛行船を製作したのは中部大学のグループで、船体上部を薄いソーラーパネルで覆い電源として利用した。
関係者は「愛知万博の環境理念を大陸に広げる事が出来る。」と期待している。
実現するには、その制作費がネックとの事。
企業などのスポンサーを探している。

六将（３月１５日）

会社名書いてしまいますけど・・・
名古屋市中村区名駅南のオンワード樫山の正面玄関に「めざめの方舟」の『六将』が展示されています。
夢見る山のアテンダントユニホームのデザインを担当した事から、六将の擬人像を買い受けて展示している。
「２年くらい展示したい。訪れる人にも見て欲しい。」との事。
参考イメージ：押井守監督　最新作『めざめの方舟（はこぶね）』製作発表　― 押井ワールドの新展開 ―
一般人が入る事が出来るのか、不明です。

もうひとつアニメ的な話題で、７月に再オープンする「サツキとメイの家」の見学について、当面はハガキによる抽選とする方針とした。（県議会）
愛知万博の開催期間中と同様、１日８００人限定とする。入場料は大人５００円／中学生以下２５０円。
万博の期間中、抽選には１２８万人の応募があり、当選したのは１４万人との事。
抽選の上に、料金が必要とは・・・、考えてしまいますね。

上方修正（３月１４日）

博覧会協会はこれまでの試算で４５億～７５億としていた収益を、百数十億円に達する見込みと発表した。
関連グッズの販売が予想以上である事と、撤去費用を抑えられた事が主な理由。
昨日書いたけど、未使用の入場券を換金すれば良いじゃないの？

約１００万枚（３月１３日）

公式ページによると、未使用の入場券が９９万枚以上残っているらしい。
http://www.expo2005.or.jp/jpn/press/press060313_03.html
単純に普通入場券（４６００円）で換算すると、約４６億円ですよ。
当局は利益が出たとおっしゃっており、地域に還元する事が検討されているようです。
地元民としては、歓迎すべき方針なのかもしれませんが、例えば、事情があって万博へ行けなかった人の無念を察すると、返金に応ずべきではないかと考えてしまいますねぇ・・・。

増産（３月１１日）

中日新聞の記事。 たぶん、すぐリンク切れると思うので、以下に引用。

『万博ループ床材置物プレゼント』
『２００５個に応募１０万通』

愛・地球博（愛知万博）長久手会場の空中回廊「グローバル・ループ」の床材でつくった置物二千五個の無料プレゼントに延べ約十万通もの応募があったため、博覧会協会は置物を大幅増産し、一万個をプレゼントすることを決めた。
応募は二月二十四日に始まり七日に締め切ったが、この十二日間で約十万通が届いた。協会幹部は「毎日応募してくる人がいるなど予想を上回る応募の多さと熱意に驚いた。二千五個では当選の確率が約２％と低いので、なるべく多くの希望者の手にわたるよう増産することにした」と話している。
当初は協会職員が床材を切断するなどして置物を自作していた。しかし、一万個となると、本来の業務が他にある協会職員ではさばき切れないため、外部に作業を委託する。
万博の象徴的な施設だったループは一部を残して取り壊されることが決まっており、現在、撤去工事が進んでいる。

既に応募期間は終わって、追加募集もなさそうです。
応募済みの人は、確率が大幅アップですね。

プレゼント（３月６日）

２月２５日に行われた「第二回　愛・地球博報告会」の対談の記事が出ています。 竹下景子さんと中村事務総長。 ２万人の応募があり、４０００人の「万博ファン」が出席したそうです。: 概ね最後に登場したモリゾー・キッコロが目当てだったと想像するのですが？
別件ですが、 万博１周年を記念して、「夢の万博」をテーマにした絵はがきによるプレゼント応募企画があります。 以下引用。

モリコロからのメッセージに答えてね！
　
愛・地球博の開幕から１周年を記念して、こどもたちからの夢の万博絵はがきを募集します。こどもたちが大きくなった数十年後、どんな万博になっているか、またなってほしいか。どしどし応募してください！
　
応募対象：小学校１年生～６年生まで
応募方法：はがきに夢の万博の絵とその説明を書いてお送りください。
　サインペン、カラーペン、ボールペン、色鉛筆でも何でもかまいません。
　縦横も自由です。
　表に郵便番号、住所、氏名、学校名、学年、電話番号を書いてください。
締め切り：平成18年３月１３日(月)までに届くように送ってください。
プレゼント：抽選で５０人に万博関連グッズをプレゼント
　（３０作品程度が新聞に掲載されるとの事）
あて先：〒460-8511　名古屋市中区三の丸１－６－１
　中日新聞広告二部「万博絵はがき」係

１周年（３月５日）

リニモの開業１周年記念イベント開催。
約８０００人の来場。
実際の開業は６日。
森に帰ったはずのモリゾー・キッコロ登場。
朝日新聞の記事ですが、悲観的な論調は注目です。

さらに、３月２５日の愛知万博開幕１周年「県民の集い」（愛知県主催）。
往復はがきでの事前予約が必要なイベントもありますので注意ください。

燃料電池バス（３月３日）

愛知万博で瀬戸会場と長久手会場を無料で走っていた燃料電池バスが、路線バスとして常滑～知多半田間を走行します。
有料ですが、通常の路線バスの料金で乗れます。
燃費，安全性などの走行データ収集のための実験走行として。
（朝日新聞記事）
でも、これって、前に都バス（東京都）でやってたような気もするが．．．。
（国土交通省）
ＮＡＺは無料で乗ったので、さほど興味はありません。
また、実験と言う言葉や中古車って言うのに引っ掛かりますね。

グローバルループ（２月２４日）

床材がプレゼントされるそうです。
２００５個。
応募は往復はがきで。
３月７日締め切り。
無料ですが、送料の負担が必要です。
１０００円くらい（着払い）だそうです。
詳細は、ココ。

料金（２月１６日）

長久手会場の跡地の愛知万博記公園の料金体系が、概ね判ってきましたね。 ７月以降に段階的に公開される予定です。 （小人は中学生以下）

サツキとメイの家	大人：５００円／小人：２５０円	７月オープン
児童総合センター	大人：３００円／小人：無料
大観覧車	有料
駐車場	普通車：４００円
アイススケート場	大人：１４００円／小人：８００円	３月オープン
温水プール	大人：１０００円／小人：４００円	３月オープン
イデアのひろば	（内容検討中）	４月以降

耐震偽装（２月１５日）

愛知県の次年度予算編成に関して、大事業（中部国際空港，愛知万博）の「次」の柱がないと言う。
柱がないということは、「耐震偽装」と言われても仕方ないですよね。
愛知万博を開催した事自体を「偽装」と強硬な反対派はおっしゃる事でしょう。
ＮＡＺはそこまで言いませんが。

その後（２月３日）

あまり大した情報を公開しない公式ページですが、「会場のその後の風景」と言う内容が公開されました。
ほとんど説明が無く写真が１４枚ほどですが、現状を知る上では参考になると思います。

キッコロ（１月２８日）

珍しく、中日新聞の１面で万博の話題が・・・。
長久手会場の森の片隅でキッコロ・ゴンゴラが引き取り手が現れるのをひっそりと待っている。（写真）
昨年８月末に愛知万博を訪れたタイのタクシン首相がゴンドラを見て、日本政府に譲渡を打診していた。
今年の１１月からタイ北部チェンマイで開かれる国際園芸博で再び活躍する予定でした。
タイの国情により困難になってしまいました。
長久手会場内の端から端を結ぶゴンドラでしたけど、そう言えば、ＮＡＺは乗っていませんでした。
有料だったので（笑）。

談合？（１月２７日）

愛知県発注の談合疑惑の捜査の過程で、瀬戸市発注の工事でも談合の疑惑が浮上し、瀬戸市役所に家宅捜索が入った。
捜索は、建設部，総務部，水道部以外に国際博覧会推進課にも及んだ。
捜査中につき、コメントは差し控えます（笑）。

リキシャとモリゾー（１月２７日）

２６日から日進市の赤池公民館で、市と交流をしたバングラディシュから贈られた「リキシャ」が展示されています。
一緒に高さ２メートルくらいのモリゾーの人形も。
２月１日までの短期間です。
日本語の「人力車」が語源のほろ付き３輪自転車で、後部に客２人が乗れる。
万博の閉会式で日進市が譲渡を申し込んだが、展示された車は全部予約済みで、バングラデシュで改めて造花やプラスチックできらびやかに飾って『新車』を造り、このほど送られてきた、と言う事。

綱引き（１月２６日）

愛知万博の収益金（おおよそ７５億円）を巡って、各方面で綱引きが行われています。
　
名古屋市内で２５日に開かれた博覧会協会の検討委員会で、地元関係者からいろいろな提案・要望が出ました。（中日新聞）
- 愛知県
  
  長久手会場跡地を万博理念を継承するシンボル的拠点、国内外の市民交流広場として整備する公園事業
  愛知万博の原点である海上の森を保全し、学びと交流の拠点として成果を全国に発信
  万博跡地に整備する科学技術交流センターで、世界の経済発展や課題解決に貢献する研究を実施
  市民による環境保全活動、国際交流などを支援する基金の造成。
- 名古屋市
  
  ＥＸＰＯエコマネーセンターを中心としたエコマネー運動の広域的な展開
  街の環境調べや緑地、水辺の手入れなど市民による草の根の活動を支援する「モリゾーとキッコロの庭再生基金」の創設
  技と美の殿堂である名古屋城本丸御殿を再建し「モリゾーとキッコロの迎賓館」に。
- 中経連
  
  地域文化の興隆に資するため、国際交流都市を目指す名古屋のシンボルとして名古屋城本丸御殿の復元事業や長久手会場跡地の公園整備、海上の森の事業▽科学技術振興に資するため、既存の研究施設の利活用でナノテクノロジーに関する世界最先端の研究施設整備を目指す「ナノテクセンター」事業。
- 名古屋商議所
  
  「環境と国際交流」という万博の基本理念に沿ったソフト事業を継続、展開するため、取り崩し方式の国際交流ファンドを創設。環境を基軸とした産業にスポットを当てた見本市「メッセナゴヤ」や外国人と日本人が一緒に楽しむ運動会に支援。
万博の収益金：入場料収入や公式キャラクターの使用料などが当初予想を上回り、７５億円程度と見込まれている。博覧会協会は昨年末、使途を検討するため諮問機関である検討委員会を設置した。大阪万博や国際科学技術博覧会（つくば博）では当時の大蔵大臣ら担当大臣の諮問機関や懇談会が設置され、財団などの後継団体をつくって財産を引き継いだが、愛知万博では新組織はつくらない方針。
ＮＡＺの提案としては、「市民への還元」だね。
これしかないと思う。

ノウハウ活用（１月３日）

初売りのニュースで笑ってしまいました。
～大手百貨店の初売りでの行列～
「愛知万博で行列には慣れた」と折り畳みイスを持参して万博の「ノウハウ」を活かしていたそうです。

行き先（１月１日）

新聞の新春特別版に愛知万博の施設等の譲渡先がまとめられていました。 以前、質問を頂いたりしましたが、きちんと答えていませんでしたので、参考までに引用します。

施設	行き先等	備考
サツキとメイの家	会場跡地公園に残る	７月に公開（大人５００円）
長久手日本館／地球の部屋	国立科学博物館（東京都）	秋以降に公開（大人５００円）
ロータリー館／モリコロからくり人形	２０１０年上海万博で公開予定
モリゾーゴンドラ	中国四川省の峨眉山の観光用（びわこバレイは費用の関係で断念）
グローバルトラム	長島スパーランド（三重県）	駐車場輸送用（無料；駐車料金５００円）
トヨタ館／ロボット吹奏楽団	２００６年６月バンコクでタイ国王即位６０周年式典出演	当面保管後
トヨタ館／トランペット演奏ロボット	ラグーナ蒲郡（蒲郡市）	１日２・３回のショー（大人１５００円）
	トヨタ会館（豊田市）	無料
	産業技術記念館（名古屋市）	大人５００円
	中部国際空港（常滑市）	セントレアギャラリー（無料）
大地の塔／風で鳴る音具	稲武野外教育センター（豊田市）（名古屋市の自然体験施設へ…不明？）	０７年夏公開（利用者のみ）？
大地の塔／切り絵灯篭	アスナル金山（名古屋市）	無料；一部作者へ返還
ガスパビリオン／　燃料電池エコミュージアム　コージェネボールゲーム	名古屋市科学館	今年春展示予定（大人３００円）
夢見る山／ウォーターラボ各種装置	名古屋市科学館	今年春展示予定（大人３００円）
三菱未来館／もしも月がなかったら	ハウステンボス（長崎県）	７月公開（大人３２００円）
１３カ国の展示物（アジア・アフリカ・オセアニア）	リトルワールド（犬山市）	３月～６月１８日まで；展示３００点（大人１６００円）
アメリカ館／ライト兄弟グライダー	中部国際空港	無料
アメリカ館／　ベンジャミンフランクリン像	会場跡地公園（でんきの科学館には入りきらないので断念）	万博の記憶として
アメリカ館／　火星探査車「マーズローバー」	各務原航空宇宙科学博物館（岐阜県）	大人８００円
イギリス館／英国庭園	鞍が池公園（豊田市）	今年３月公開；無料
イタリア館／チョコレートのフィアット５００	チンクエチェント博物館（南知多）	１０００円；各地に貸し出し予定
イタリア館／オリーブの樹	名鉄一宮駅コンコース
イタリア館／イタリア広場の盾	六甲道南公園イタリア広場（神戸市）	無料
アフリカ共同館・アンゴラ　／バオバブの木など	春日町中央公民館（愛知県）
インドネシア館／ガルーダ木像	東郷町	役場やいこまい館で展示；無料
凧（インドネシア館・アメリカ館）	八日市大凧会館（滋賀県）	大人２００円
エジプト館／建物	北近江リゾート（滋賀県）	８月公開（大人５００円）
オーストラリア館／巨大カモノハシ	四日市市のオーストラリア記念館	今年４月；無料
カナダ館／メープルリーフのオブジェ	ミササガパーク（刈谷市）	無料
カナダ館／クマの大理石置物他	春日井市役所	今年３月末まで
ギリシャ館／デメテル女神の壁画	稲沢市役所	無料
クロアチア館／塩	碧南海浜水族館	大人５２０円
スペイン館／外壁ブロック	ヨシヅヤ（津島本店，清洲店）スペイン料理店（名東区）清洲町（庁舎，市民センター他）	無料
シンガポール館／マーライオン像	美浜町の文化施設「心育館」	無料
シンガポール館／薬草・香辛料	金城学院大学薬学部
ドイツ館／レストラン「ジャーマン」	あさくま藤ヶ丘店	（食事代？）
パキスタン館／断食仏陀像	建長寺（神奈川県鎌倉市）	大人３００円
パキスタン館／母なる神の像	津島市立図書館	無料；４月末まで
北欧共同館／　ムーミンのいす　木製電車のおもちゃ	岡崎世界子ども美術博物館	大人３００円
ポーランド館／レストラン「ポロネーズ」	名古屋市中区にレストラン出店	「ポロネーズ・レストラン」
南太平洋共同館／じゃこ貝	名古屋港水族館	大人２０００円
ヨルダン館／死海の水	湯っ蔵んど（長野県須坂市）	４月中旬公開；大人５００円
フランス館／キュービックシアター	フチェロスコープ（フランスのテーマパーク）	詳細不明

以下は、ＮＡＺが「たぶんこうだ」って思う内容です。

施設	行き先等	備考
愛地球広場／エキスポビジョン	瑞穂陸上競技場	名古屋市
ヨルダン館／死海の水	岡崎城西高校（岡崎市）	文化祭で使う
大観覧車	会場跡地公園に残る	５年くらい？有料で存続
グローバルハウス／マンモス	ロシア・サハ共和国へ返却
グローバルハウス／建物	会場跡地公園でスケート場とプールに	元々スケート場とプールだった
わんぱく宝島地球市民村センターハウス	会場跡地公園	元々、児童センター，児童記念館だった
ドイツ館／ライド（乗り物）	ドイツへ返送