ＮＡＺ・愛知万博（２００６年４月～６月）

愛知万博（２００６年４月～６月）

出展費（６月３０日）

愛知万博の事業費で、会場建設費や運営費はよく話題に出ましたが、出展費はあまり話題に出なかったと思います。 全体の費用構造が出ました。

総事業費	３８００億円
会場建設費	１４６５億円
運営費	８２６億円
出展費	１５００億円

（微妙に合計が合いませんが、お許しください）

政治の道具（６月２９日）

昨日書いた国際会議関連に関して。
どうやら、国際会議を誘致すると言う事が、「政治の道具」に使われている感じがします。
自民党の県や名古屋市関係者が一生懸命のようで、「票集め」に有効と考えているらしい・・・。

ポスト万博（６月２８日）

「ポスト万博は０８年サミット？」と言う新聞記事が出ていました。
（中日新聞記事）
２００８年の主要国首脳会議（Ｇ８）を名古屋に誘致しようと言う話。
さらに、２０１０年のアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）も狙っているようです。
その他、「地球サミット」の誘致の計画もあるような事を聞いた。
第一回は１９９２年にリオデジャネイロで開催された「環境と開発に関する国際連合会議」だそうで、
第二回は２００２年にヨハネスブルクで開催された「持続可能な開発に関する世界首脳会議」と言うことです。
したがって、次回開催は２０１２年になるのでしょうか？
　
もし、２年おきにこのような国際会議を名古屋へ誘致したりすると、警備やら何やらで、市民は不便を強いられるような気がします・・・。

皆勤賞で有名になった瀬戸市の主婦の展示会が、７月２７日まで瀬戸信金の山口支店で行われます。
（新聞記事）

展示学（６月２６）

学問に「展示学」がある事を初めて知りました。また、「日本展示学会」なる団体も存在するのですね。
ニュースによるとその学会から、愛知万博の瀬戸愛知県館の展示が作品賞を受賞したそうです。
受賞理由としては、「瀬戸愛知県館は、海上の森の保全の取り組みや、市民参加型の展示などが、２１世紀の万博像を提示したとして高く評価された。」との事。
ＮＡＺも瀬戸愛知県館の展示内容はとても良かったと思います。
お気に入りのパビリオンのひとつです（でした）。
瀬戸会場では、その隣の瀬戸日本館の「踊り」が話題としては大きかったので、瀬戸愛知県館は、あまり目立たない存在でしたね。
…この学会は、目の付け所が良いと思います。

モリゾー・キッコロ環境エクスカーション（６月２５日）

愛知万博理念継承・発展プロジェクトとして「モリゾー・キッコロ環境エクスカーション」が開催される事が新聞の片隅に広告が出ていました。（詳細はコチラヘ） 内容は、ワークショップとシンポジウムに分かれており、ワークショップは「うみ・まち・かわ・もり　ワークショップ」と名づけ計4回実施。愛知・岐阜・三重の小学校高学年とその保護者を対象に藤前干潟と海上の森、その2カ所をつなぐ水流をテーマに子供たちと自然を学びます。また、シンポジウムでは、各エクスカーション参加者による報告会を実施する予定です。

７月２３日（日）	ワークショップ　うみ編　藤前干潟
８月５日（土）	ワークショップ　まち編　堀川
８月１９日（土）	ワークショップ　かわ編　庄内川～矢田川～山口川
８月２６日（土）	ワークショップ　もり編　海上の森
１０月１日（日）	シンポジウム　金山　アスナルホール

ワークショップ各回２週間前までにハガキでの応募が必要です。また、小学校高学年とその保護者がのみが対象ですのでご注意を。: 例えば「もり編」参加したいけど、対象外ですし、集合場所が中日新聞社なので効率悪いです。

マンモス（６月１９日）

４月８日から豊橋でマンモスが展示されていました。
６月１８日に公開が終了しました。
２ヵ月半の入場者数は、２１７，６９０人との事。
週末は万博会場を思い出すような賑わいだった、と館長が振り返った。
世間では、ほとんど「思い出す」事もなくなったようですね。

閉幕１周年記念（６月１３日）

ＴＶニュースでも見ましたが、「閉幕１周年記念事業」を開催する、と博覧会協会が発表しました。
（協会のプレスリリースへ）
９月１６日（土）～２５日（月）を記念週間として、各種イベントを実施する。
なんだか、「終戦記念日」のイメージですね。

パロ（６月１１日）

名古屋大博物館（名古屋市千種区不老町、名大構内）は、愛・地球博（愛知万博）に展示され人気を博したアザラシ型ロボット「パロ」の展示公開を始めた。
なでたり、声をかけたりすると「クー」とかわいい声をあげ、表情豊かに反応する。
　国内はじめ、世界各国の小児病棟や高齢者福祉施設で、セラピーロボットとして活躍中。元気づける心理的な効果のほかに、精神を安定させたり、脳を活性化させたりすることが、生理学的に実証されている。世界で最もセラピー効果のあるロボットとして、ギネスブックにも認定された。欧州では、パロを主人公にしたドキュメンタリー映画の撮影も進められている。
詳細は、
　人の心を豊かにするメンタルコミットロボット（公式ページ）
　中日新聞　記事

脳天気（６月６日）

県知事の定例会見が行われた。
「素晴らしい提案と思っている」と万博記念駅伝（仮称）を歓迎するとの事。
国際博覧会を記念するイベントを、市町村などと言うとても小さな枠にはめて良いのだろうか？
ＮＡＺはとても疑問です。知事は、相変わらず能天気だなぁと思いました。
「県がバックアップするから『国際的』なイベントにしなさい」くらい言って欲しいよね。
少なくとも、在住の外国人のチームを編成するくらいの発想が欲しい。

バスターズ（６月３日）

昨日のアサヒコムです。
海上の森の自然を保護する「植物盗掘バスターズ」が結成された、とのニュースです。

駅伝（６月２日）

中日新聞の１面の隅っこの記事です。
　愛知県は７月に一部開園する愛・地球博記念公園（愛称モリコロパーク）で、毎年１２月に市町村対抗の万博記念駅伝大会を開く方向で関係機関と調整に入った。実現すれば県内最大級の定期イベントとなる見通し。「平成の大合併」で生まれた自治体のＰＲや、市町村ごとの住民意識の高まりも狙っている。
　計画によると、駅伝は万博開催中に愛・地球広場だった「大芝生広場」を出発・帰着点とし、公園内を巡る約２５キロがコース。小学生から大人まで年齢層別の９人で１チームを構成する。
　愛知陸上競技協会などが実行委員会を組織し、県も参加。大会名に「愛知万博メモリアル」を冠し、県内の全６３市町村に参加を呼び掛ける。名古屋市は区ごと、人口が少ない町村は合同でチームを組むなどの方法を今後の協議で詰める。
　１２月２日を予定している第１回大会はテレビでの生中継を計画。番組には各市町村での選手選考過程の紹介や沿道の応援風景を織り込むほか、レースも先頭を競うチームばかり映すことを避け、できるだけ多くの市町村名を画面に登場させる工夫を検討している。
　ただ、県内部には「将来の市町村合併を連想させるような合同チームの編成には十分な注意が必要」との指摘があり、関係者は微妙な地域事情に配慮した市町村の組み合わせをすることになりそうだ。
スケールが小っちゃいなぁ。
「万博」を冠するのなら、外国チームも参加した方が良いよね。

天王（６月１日）

愛・地球博（愛知万博）の理念を継承し、木曽川水系の環境保全を目指すイベント「木曽三川天王川プロジェクト」が２５日、津島市宮川町の天王川公園で行われる。
日本３大船祭りの１つ「天王祭」の舞台にもかかわらず、水の濁りが著しい天王川を浄化するため、ヨシや炭を使ったいかだを浮かべるなどして、万博が残した「自然との共生」「循環型社会」の大切さを呼び起こそうと言うもの。
中日新聞へ
朝日新聞へ（６月５日）
Yahooニュース
尾張津島天王まつり：宵祭りの美しさは特筆

サークルＫの愛知万博店舗を稲沢市にオープンする。（写真）
中日新聞へ

写真（５月３０日）

博覧会協会の公式ページに『その後の写真』が追加されました。
荒涼とした風景。

忌中（５月２９日）

２７日に書いた「とき」のイベントが２８日行われました。

万博のつながり再確認
瀬戸で市民プロジェクト１周年イベント

　昨年の愛・地球博（愛知万博）瀬戸会場で繰り広げられた市民プロジェクト「『とき』を祝うメモリー」の１周年記念イベントが２８日、瀬戸市蔵所町の瀬戸蔵で開かれた。同プロジェクトの企画で結婚式を挙げた後、白血病で５月に亡くなった女性の家族がお礼に訪れ、万博が結んだ人のつながりを再確認する場となった。

　訪れたのは、昨年４月１３日に万博会場で挙式した北名古屋市片場新町の山本千鶴さんの家族。千鶴さんは式から１０日後に急性骨髄性白血病を発症。１１月には臍帯（さいたい）血移植を受けたが、５月１７日、３０歳の若さで亡くなった。

　会場には、イベント出席を楽しみにしていたという千鶴さんをしのび、千鶴さんの花嫁姿の写真や寄せ書き用の色紙が置かれた。初めて悲報を知った参加者らは「千鶴さんの思いはいつも万博とともにある」「万博の思い出を持って天国で楽しく」などとメッセージを寄せた。千鶴さんと同様に式を挙げた夫婦が生前の写真を前に涙する姿も見られた。

　母親の山田久子さんは「葬式を済ませたばかりで、出席にはためらいもあったが、娘に代わってお礼のために来た。万博で多くの人に祝ってもらい娘は幸せだったと思う。このような交流は今後も続けてほしい」と話していた。

中日新聞記事より 紙面には、「万博の思い出　天国で楽しく」，「瀬戸会場で挙式、１０日後　白血病に」、「１７日に死亡　家族が礼に」などの見出しも。: 喪も明けぬ時期に、このようなイベントに参加されたご家族に敬意を表しますと同時に、ご冥福をお祈りいたします。

もう一件、中日新聞の記事がありました。コンサートの上映会。

反動（５月２７日）

新聞にいくつか万博に関連する記事がありました。
- 瀬戸市ノベルティ創造館
  
  昨年度の入館者が３５％アップ。
  万博の開催とそれに合わせた「せと・やきもの世界大交流」などの関連行事が好影響となった。
- 観光施設の入館者
  
  徳川美術館，産業技術記念館，ノリタケの森，トヨタ博物館の入館者が７割増えた。
  中部運輸局は「この地方の産業観光が定着した」と見ているが・・・
- 「とき」
  
  愛知万博で行われた市民プロジェクト「とき」の１周年記念イベントが、２８日、瀬戸蔵で行われる。
  知らない人同士がお互いの記念日（誕生日や結婚記念日など）を祝う事で交流を深めようと行われていた。
- 反動
  
  中部の企業の３月期決算の総まとめで、約４割が経常利益が最高となった。
  しかし、万博や中部空港の特需の影響なので、今後はその反動が懸念される。

what can i do（５月２５日）

『私にできることは、なんだろう』と言う本が売れているそうです。
著者が「地球市民村」です。愛知万博の。
概略はココへ行くと分かると思います。（地球市民村のページ）

発売元のホームページより：
虐待によって、３日に１人子どもの命が失われています。１３分に１種、生き物が絶滅しています。地雷は１個３００円。除去は１個１０万円。２１世紀初の国際博覧会「愛・地球博」で万博の主催事業に、初めて市民団体が参加した「地球市民村」。３０ユニット、約１００団体のＮＰＯ／ＮＧＯが参加型のプログラムを通し、問いかけました。持続可能な社会のために、私にできることは、なんだろう。この本は、地球の事実をより多くの人に知ってもらいたくて、生まれました。環境、平和、国際協力。地球の今と、これからの問題を、３３０掲載しました。

愛知万博の開催中に、地球市民村の活動を紹介するために、小、中、高校に無料で配布した本ですが、この春から一般販売を始めました。 内容としては、参加する市民団体のキャッチコピーをまとめたものですが、簡潔な表現で分かりやすいと評判だそうです。: 閉幕して半年以上経ったけど、こう言う形でこの万博が、人々の記憶に刻まれるのは、うれしいですネェ。
ＮＡＺも何回か足を運んだ際、パンフレットをもらっているので、一度、見直してみようと思います。

明と暗（５月２３日）

　名古屋鉄道が２２日発表した２００６年３月期連結決算は、経常利益が９・１％増の３１１億円となった。愛・地球博（愛知万博）開催や中部国際空港開港の効果などにより、経常利益は過去最高となった。
　愛知万博と中部空港による増収効果は１９５億円だった。
主な内訳は、愛知万博関連で、会場へのバスによる観客輸送や会場への出店などにより１２１億円増加。このほか空港や万博会場への鉄道輸送で５７億円増えた。
　０７年３月期は、万博効果の反動で経常利益が１９・７％減の２５０億円を見込んでいる。（中日新聞より一部引用）
愛知万博の経済効果は、一時的なものである事がよく分かる。

仮設だった（５月１９日）

『深夜に解体”大作戦”　リニモ旧万博会場駅』（中日新聞）
記事によると、
期間中１６４０万人が利用したリニモの万博会場駅の解体が行われている。
終電から始発までの４時間で工事をしなければいけない。
万博期間中は、３つのホーム構成でした。
　１）降車用
　２）乗車用（藤ヶ丘方面）
　３）乗車用（八草方面）
そのうち乗車用の２つのホームは、仮設だったので、６月末まで解体工事が行われている。
仮設だったとは知りませんでした。駅自体、それほど大きくないですから。
当然、混雑の対策の為だと思いますが、夕方～夜の大混雑を考えると、対策不足の感は否めません・・・。

１周年です（５月１７日）

ＮＡＺが昨年、初めて愛知万博へ行って、１年が経過しました。
読み返してみたら、行った事の記事以外、ほとんど書いていませんね。
何か意図していたのか、思い出せません・・・。
単に、いい加減だっただけかも知れません。

ブータン・ラオス（５月１６日）

アサヒコムの万博ニュース。（２件更新あり）
ブータン・ラオス両館、津に再現
個人（歯科医）が両館の展示物を買い取って、「友好ミュージアム」を作ったそうです。
有料（２～３００円）で公開するそうですが、建設に７０００万円ほど掛かっているそうです。

すでに「遺産」（５月１４日）

新聞に「万博遺産」として、博覧会協会の撤去事務所の記事が出ていた。
撤去事務所のスタッフは、開催中に支給されたロゴ入りジャンパーを着ていたり、６ヶ国語で書かれた「？」（案内所；Information Center）の看板を事務所に設置したり…
数多くの万博の遺産に囲まれて”余韻”を楽しんでいる、との内容。
気になったのは、カンボジア館に飾られていたと言う「黄金のヘビ」を魔よけとして置いているのは良いが、「ヘビの置物や案内所の看板は最終的に処分しなければならない」との事。
有効に活用できないんでしょうか？？！！

クレーン（５月１３日）

中日新聞の記事から。

（引用）
　天へと伸びる鉄塔－。撤去工事が進む愛知県長久手町の愛・地球博（愛知万博）長久手会場で１２日、長さ約８０メートルの長大クレーンを使った橋の解体が本格化した。
　橋は、グローバル・ループと会場中心部などを結ぶ全長約９０メートルの２層通路の構造物。下にある貯水池の環境に配慮して、解体片が飛び散らないよう破砕せずに縦横数メートルのブロックに切断。これを吊り上げるため、作業範囲の広い長大クレーンが採用された。
　これまでの工事で最大級の重機が使われ、かつ慎重を要するため、工事関係者の間では「最後の難関」と言われている。
　このクレーンの池向かいには長さ約５０メートルのクレーンも並び、ツインタワーの様相。作業員らが見守る中、持ち上げられた橋の切断部分は、ゆっくりと丁寧に運ばれていた。
　この通路の撤去工事は１０日ほどかかるという。

たぶん、新聞社の記事はしばらくでリンクが切れます。: レストランやおみやげ屋さんなどのお店がたくさん入っていた建物の事ですよね？
昼食時など、人が溢れかえっていましたね。

観覧車（５月１３日）

会場に残される観覧車は、２ヶ月に１度動いている。
保守点検のためとの事。１２日にその点検稼動をした。
７月１５日の記念公園の開園に合わせて運転が再開される。
高さ８８メートル。４８機のゴンドラ。内２機は身障者用に扉が広くなっている。
会期中に８０万人が乗車。
自身としては、数少ない未体験のものですが、あまり、魅力を感じませんね。
ライトアップやイルミネーションはどうするのでしょう？

１０万人（５月１２日）

豊橋で行われているマンモスの展示の来場者が１０万人に達した。
予想を上回る来場者だそうです。
博物館長によると、「愛知万博で見られなかった人が来ているのでは」との事。
そうかも知れませんね。

とうめい（５月１０日）

超ローカルな新聞「とうめい新聞」のピックアップ・ニュースで「万博効果あてはずれ？」と言うのを見つけました。
一部抜粋。
　瀬戸市の小規模事業者は愛知万博（愛・地球博）開催の経済効果を感じていない。瀬戸商工会議所の調査によると、会員約３００事業所のうち５割近くが、会期中の売上高が前年同期比で「減少した」と答えた。閉幕後も大半が「会期中と変わらない」としており、現時点では目立った波及効果はないとみられる。
　調査は商業、サービス業５人以下、製造業２０人以下を基準に１０００事業所を対象として今年１月から２月にかけて実施。製造、小売、卸などの３０２事業所から回答があった。うち３割が陶磁器関連だった。業態は個人事業者が３４・４％を占め、株式会社２６・５％、有限会社２２・２％、合資会社１５・６％の順。
　万博開催の０５年以前の３年間の推移では、売上の減少が４４・７％と半数にあたったが、前回調査（０２年度）の６１・５％に比べ約１７ポイント下回り、回復はみせている。
　会期中の売上高は前年の同じ時期に比べて４８％が「減少」、「横ばい」も３９・１％を占める。いずれも「増加」の１０・３％を大きく上回った。事業者の半数近くが売り上げ予想を下回ったと答えている。「もともと期待はしていなかった」としながらも、あてがはずれたと感じている。
万博へ人が行ってしまい、街中が逆に閑散としてしまったのです。

リサイクル率（５月９日）

博覧会協会の調査によると、愛知万博の会場内で出たゴミのうち、リサイクルに回されたのは５６％で、目標（計画）の６６．５％をかなり下回ったそうです。
- 期間中のゴミの総量は５４３７トンで、計画の３８２０トンより大幅に増えた。
  →（言い訳）　来場者が目標より７００万人多い２２００万人に達したため。
- 分別の不徹底
  ９種類のゴミ箱を置いたが徹底されず、可燃ゴミが計画の２倍（２２４７トン）になった。
  →（言い訳１）　ペットボトルなど１０００トンは再生処理用に一旦分類されたが、
  　　汚れていたり、不純物が混じっていたりで、結果的に償却された。
  →（言い訳２）　焼却熱が発電に利用されたり、灰が路盤材に利用されている。
  →（開き直り）　これらを再生処理として換算すると全体のリサイクル率は９８％以上と言える。（協会）

散策（５月９日）

県は、６／１０，９／３，１１／１２の３回、海上の森散策ツアーを開催する。
参加者募集の詳細
主催・問い合わせはあいち海上の森センター

古くからの係わり（５月９日）

瀬戸は、何と、１９世紀から万国博覧会に係わりがあるそうです。
１８７３年（明治６年）のオーストリア・ウィーン万博以降に陶磁器を出品するようになったのです。
そんな、瀬戸の歴史を知っていただく展示が行われています。
瀬戸蔵ミュージアムの企画展「瀬戸と万国博覧会」。７月１７日まで開催。
明治期に製作された壺，花瓶，皿などを展示、また、出展時の賞状なども展示される。
なぁるほど。

まさかの事態（５月９日）

アサヒコムの「愛知万博その後」が突如更新されました。
まさか、ＮＡＺが「更新が無い」って書いた事で急遽更新した訳ではないと思いますが・・・？

来月行われる「市民大交流フェスタ」のニュースと「サツキとメイの家の公開」の詳細な情報が出ています。
今後も、情報を頼りにしてますよ（笑）。

ネタ切れかも？（５月７日）

アサヒコムの「愛知万博その後」が４月７日以来、更新が無い。
地元、中日新聞の「愛知万博特集」などは、昨年の９月で早々と終わってます。
こんな事で良いのかなぁ？と思ってしまう。
反面、一般庶民のＮＡＺが「万博のその後」の情報など簡単に入ってくるはずもなく、正直言ってネタ切れ寸前の状態に陥っているように感じます。
まぁ、１周年記念（３月）のイベントまでが「その後」のような感じですね。
それより先は「昔話」かも。
…ＮＡＺ的には、ゴミネタを出来るだけ探してみますが、あまり多くを期待しないでくださ～い（笑）。

池出現（５月５日）

中日新聞の記事から。
－－－　引用　－－－
　　　　　　竹の束で濁水防ぐ
愛知万博跡地に数カ所の“池”出現
　撤去工事が進む愛・地球博（愛知万博）の長久手会場跡地に、数カ所の“池”が出現した。工事現場の濁水を周辺河川に流さないように、竹の束をフィルター代わりに使うための沈砂池。パビリオン群が消えた会場で、閉幕後も環境万博にふさわしい光景が広がっている。
◆環境に配慮、費用も安く　撤去工事の土砂吸着
　北ゲート近くの企業パビリオンゾーンに造られた約三千平方メートルの沈砂池。長さ約三メートルの竹の束を横に並べて積んだ帯状の柵で仕切られ、まるで養殖池のよう。濁水に含まれる土砂類が、フィルターとなる柵を通ると竹の束に吸着され、格段に少なくなる仕組みだ。
　竹を使ったこの方法は「竹そだ」と呼ばれ、愛知県三河地方の矢作川流域で水質保全に取り組む「矢作川沿岸水質保全対策協議会」の長年の取り組みの中で編み出された。
　会場内では三月ごろから建物や地中の配管が撤去された工事現場で、むき出しとなった地面に注ぐ雨水などの濁水対策として、現場の規模に合わせた沈砂池の造成が始まった。現在は数カ所だが、今後造成工事が本格化し、大小十数カ所の沈砂池が造られる予定だ。
　濁水の浄化方法は、薬品を使う処理プラントやろ過材として砂利を使った方法などがある。竹そだは浄化効率は劣るものの、維持・管理が楽で費用も安くすむ。会場に竹そだを納入する業者によると、全国の工事現場で広まりつつあるという。
　博覧会協会撤去管理室の石原敏行副室長は「低コストで効果が大きいことから採用した。濁水を会場周辺に流さないように、工事終了まで細心の注意を払っていきたい」と、万博開催期間と同様に環境配慮を強調した。
逆に言えば、それだけ撤去工事では、多くの土砂・濁水などが排出されていると言う事なのですね。
ちなみに、この「竹そだ」の利用ですが、２００２年に会場建設段階の手法としても取り上げられ（博覧会協会）ています。

おもてなし記録（５月４日）

瀬戸市おもてなしボランティアが活動記録誌を発行したそうです。
２００３年５月にボランティアを募集してからの「８９５日」の記録だそうです。
まだ、Webで閲覧できないのは残念。
ぜひ、Webページで閲覧出来るようにして欲しいと思います。
それと、これで活動終了でなく、愛知万博での活動成果を、どのようにして瀬戸の街の今後に生かすのか、継続して欲しいと思います。

オープン追記（５月２日）

またまた同じ記事が、引用。
　
「サツキとメイの家」や日本庭園　モリコロパークの第１期開園概要決まる
　愛・地球博（愛知万博）長久手会場跡地に整備されている「愛・地球博記念公園」（愛称モリコロパーク）の七月十五日の第一期開園の概要が一日、神田知事の会見で明らかになった。万博で人気を集めた「サツキとメイの家」などが楽しめ、夏休みの家族連れらでにぎわいそうだ。
　サツキとメイの家は、映画「となりのトトロ」の主人公が暮らす昭和三十年代の家を再現。七月からは大人五百円、中学生以下二百五十円で公開する。往復はがきによる事前予約制で、見学者は七、八月の全日と、九月以降の土日祝日は一日七百人、九月以降の平日は一日三百五十人の限定とする。展望デッキからの外観は予約なし、無料で見られる。問い合わせは、サツキとメイの家事務局＝電０５６１（６４）１１３０＝へ。
　隣接する日本庭園の一部もオープン。庭園内の茶室の利用は来年三月からの予定。
　万博で「遊びと参加ゾーン」だった一帯は「こどものひろば」として開放。地上八十八メートルの大観覧車（有料）や「自然体感遊具」（無料）などがある。万博開催前からの県児童総合センター（有料）と愛知国際児童年記念館（一部有料）は、子どもの遊びや子育てに関する拠点として利用してもらう。
　開園は四－十月が午前八時－午後七時（十一－三月は午後六時半まで）。有料施設は午前九時－午後五時。有料施設は月曜（祝日の場合は翌日）が休業だが七、八月は全日営業する。交通機関はリニモだと「愛・地球博記念公園」駅下車。駐車場は普通車六百九十台分、大型車五十台分を整備する。
驚きました！
有料の上に、事前予約制だって！
気持ちが萎えます。

７月１５日オープン（５月１日）

中日新聞より、以下引用。
　
モリコロパーク　７月１５日オープン
（まず「サツキとメイ」　大観覧車など）
　愛・地球博（愛知万博）長久手会場だった愛知県長久手町の「愛・地球博記念公園」（愛称モリコロパーク）の第１期開園時期が、７月１５日と決まった。神田真秋県知事が１日の定例記者会見で明らかにした。
　県は公園を段階的に供用していく方針で整備を進めている。第１期で開園するのは▽万博開催中に人気だった「サツキとメイの家」、隣接する日本庭園の一部の公園中心部▽県児童総合センター、愛知国際児童年記念館、大観覧車など公園北側の「こどものひろば」。開園面積は約２６ヘクタールで、公園全体（１９４・２ヘクタール）の約１３％。合わせて北駐車場（約７４０台収容）も利用できる。７月１５日は午前８時オープンで有料施設は午前９時からの利用となる。
　神田知事は「子どもたちのため、夏休みに開園できるよう努力してきた。来年３月に予定する第２期に向け、温水プール・アイススケート場など順次整備していきたい」と話した。
サツキとメイの家は期間中に行けなかった～抽選に当たらなかった～ので、行ってみたい気持ちはある。
でもタイミング的にどうすべきなのだろうか？
万博本体は様子を見すぎて、遅くに行き始めたとの後悔が残っているのです・・・。

ケッタ（４月２９日）

自転車の事です。たぶん、この地方の方言。
愛知万博も追い風となって、この地方では自転車の需要が伸びているそうです。
万博会場まで自転車で行ったり、交通規制のあった地域で車の代わりに利用されるなど。
そう言えば、ＮＡＺも自転車で会場まで行ったのでした。
でも、それ以外では乗ってないですね。
ちなみに「ケッタマシーン」と言うと、バイクなんです。
　
交通規制区域に関しても、思い出したよ。
通行許可の申請を警察に出したのに、未だに許可されていない。
却下されたとの返事も無いですよ。

ＪＶ（４月２９日）

中日新聞なごや東版に「万博その後」の記事。
撤去作業に従事するゼネコンＪＶ（共同企業体）３社の工事担当者の想いについて書かれていました。
（１）大林組
（２）清水建設
（３）鹿島
　・はさみの付いた重機がグローバル・ループにかぶりついた時は衝撃でした。
　・自分で造った建物を自分で壊す事は通常ありえないこと。
　・（グローバル・ループは）一本一本の柱の長さが違う形状で、組み立てるのが大変だっただけに壊すのは残念。
　・撤去が前提でも、寂しさは残る。
　・ループの一部が残るのが救い。
撤去工事が完了するのは９月２９日。
感慨にひたるような寂しい記事ですけど
破壊・撤去・消滅のようなネガティブな内容じゃなく
その後「何かが生まれる」って言うようなポジティブな内容で締め括って欲しかったな。
　
でも、「何が生まれるの」って問われても
胸を張って答えられるようなものがない…かも

ＪＲ（４月２８日）

ＪＲ東海の昨年度決算で経常利益が４９．９％増，純利益も２７％増となり過去最高だそうです。
報道によると、
「愛・地球博（愛知万博）への観客輸送で東海道新幹線、在来線とも好調。万博閉幕後も観光キャンペーンの展開などで輸送需要の掘り起こしに努め、輸送量は新幹線５・３％増、在来線２・０％増と伸びた。この結果、運輸収入は４・７％増。万博の増収効果は約三百五十億円としている。」
だそうです。
ちなみに、今年度はその反動で減益らしいです。
結局、愛知万博による経済効果も、一過性のものなのでね。
　
地元住民の期待は、違うのですが・・・。

配分（４月２７日）

愛知万博の収益金の使途を検討する博覧会協会の委員会で、地元に配分される分配額が示された。

全額	６４億５０００万円	（使途）
愛知県	３０億円	長久手会場跡地周辺の「科学技術交流センター」「１市町村１国フレンドシップ事業」の継承
名古屋市	１０億円	「名古屋城本丸御殿」
中部経済連合会	４億円	「ナノテクセンター」
名古屋商工会議所	４億円	産業見本市「メッセ・ナゴヤ」
（その他）	４億円	環境技術の研究者・留学生の招聘（しょうへい）
（その他）	１０億円	理念を継承する市民活動支援

内訳は代表的なものなので、合計が合わないようです。 １ヶ月をメドに博覧会協会に答申される。: それにしても、開催地である瀬戸や長久手には、分配されないのでしょうか？

こんな綱引きも（４月２６日）

愛知万博の収益金（１２９億円）が博覧会協会の継承団体と地元で折半（６４億５千万円）される方針。
両者からその一部が、ＮＰＯや市民活動へ助成金として支援する方針である。
　
それに対してＮＰＯや市民団体の代表が、助成金の支給方法や運用方法の検討に参加させて欲しいとの要望を出した。
例えば、万博に参加していなくても万博の理念を継承する団体も支給対象にして欲しい、とか。
さらに、継承団体分から２０億円，地元分から１０億円を市民活動の支援に充てて欲しい、とか。
ＮＰＯって「ノン・プロフィット」だから、本来、利益を求めないはずですけど、お金に群がるハイエナのように感じてしまいました。
ちょっと残念な気持ち。
市民団体と言わず、市民に還元すれば良いんじゃないかとＮＡＺは思います。
あるいは、未使用入場券の払い戻しとか。

７０００万人目標（４月２５日）

２０１０年の上海万博（英語版）についての情報。（組織委員会）
運営予算：１５００億円
１６６カ国に招待状を出し、現時点での参加表明は１３カ国
テーマ：「より良い都市、より良い生活」
期間：２０１０年５月１日～１０月末
会場規模：総面積５．２８平方キロ　（万博史上最大）
入場者数：７０００万人
入場者数が愛知万博（２２００万人）と比べて、すごすぎます。

毎月２５日（４月２５日）

中日新聞が「毎月２５日は愛・地球博記念日」として、特集記事を組んでいます。
今月は以下のような内容
- トヨタ館のアクロバットチーム・キャプテン
- イギリス館の庭園（鞍が池）
- アフリカ共同館エトアニア代表
- バイオラングの解体
- 「私の思い出」
- ピンバッジ交換会（５／２０　瀬戸市文化センター）
- マンモスの故郷訪問（協会事務総長）
- ゴンドラ中国移設
- 万博の足跡の試写会（５／２６　愛知県芸術劇場）
など。
詳しくは新聞を。

リトルＥＸＰＯ（４月２３日）

車内釣りの広告を見ました。
『リトルＥＸＰＯ』
犬山の「リトルワールド」の広告でした。
ちょっとおふざけですかねぇ。
でも、「愛・地球博回顧展」として、外国パビリオンで実際に展示された物の寄贈を受けて、展示していますので、興味のある人はどうぞ。

地球産業文化研究所（４月２２日）

博覧会協会の継承団体の候補に「財団法人地球産業文化研究所」が挙げられているそうです。
有識者７人による「基本理念継承発展検討委員会」の検討で、新たな公益法人の設立は適当でなく、既存の団体から選択する方針となり、候補に挙げられたそうです。
ＮＡＺはこの研究所の内容を知りませんので、ノーコメント。

CO²削減効果（４月２１日）

パーク＆ライドによる二酸化炭素排出量が約１万２千トン削減された、と博覧会協会が発行した「環境レポート」で公表している。
（「環境レポート」については、昨日の記事を参照）
６ヶ所（計１万６００台分）の駐車場の利用は開催期間（１８５日）で１３５万台（４３４万人；１台平均３．２人）の利用があった。
博覧会協会の試算によると、パーク＆ライドによって１人を１キロ運ぶのにCO2が１１９グラム削減できると仮定して、総削減量を１１，９９８トンと算出した。
他に、会場での温室効果ガスの排出量では、例えばCO2で目標を２万トン下回る４万４千５００トンになったと報告している。
公に言われる事は「良かった」だけなのですね。
レポートでは、交通手段の利用割合の目標として、鉄道系：道路系を６：４としていたにもかかわらず、実績では４９．５：４８．５（その他２％）となり目標に「達しませんでした」とはっきり書かれています。
また、パーク＆ライド駐車場の利用目標も入場者数１５００万人を前提に３８７万人としていた。これを２２００万人の入場者で計算しなおすと５６７万人となり、実績の４３４万人は大幅に目標を下回った事になるように思います。
さらに言えば、上記のCO2削減量の算出には「ただし」書きがついており、前提条件の違いにより「CO2削減量は大きく算出」されていると書かれています。
別の前提条件で算出したら、果たしてどうなるのでしょう？？

環境レポート（４月２０日）

「2005年日本国際博覧会環境レポート」が発行されました。　→
博覧会協会の資料に直リンクです。
デカイ資料です。暇があったら読んでみてください。

ムーミン（４月１９日）

「『モリゾー・キッコロ・ムーミン』と木を植えよう！」と言う事で、定光寺の森林交流会館で４月２９日に、みどりの日フェスティバルが行われます。
＜催し物＞　（参加無料）
　・「竹炭」のプレゼント（当日先着３００名様）
　・モリゾー・キッコロ・ムーミンと樹を植えよう（当日先着１００名様）
　・子ども樹木博士講習会と段級認定会
　・森の紙芝居・オカリナ演奏・森林クイズ
　・丸太切り体験と鉛筆立て作り
　・社会貢献・森林ボランティア等のパネル展示
　・火おこし体験・木工クラフト・ウォークラリー
　・空中写真の実体視・樹の高さや太さを測ろう
万博と直接関係があるのかどうか・・・？
でも、モリコロだったりで．．．なぜか、ムーミン

上海（４月１３日）

中日新聞の記事によると、２０１０年の上海万博の運営費の収支予想が赤字だそうです。
- 収入
  
  １３９０億円：入場料，グッズ販売，スポンサー
- 支出
  
  １５３０億円：愛知万博の倍以上
- 収支
  
  △１４０億円
会場建設費は２６１０億円を投じる計画で、政府，市が４割を出資。残りは「万博債」や借金。
愛知万博も、黒字と言っていますが、建設費含めたら、どうなんでしょう・・・。

外国人観光客（４月１１日）

２００５年に日本に来た外国人旅行者は６７３万人、ビジネスなどを除いた観光目的が４３７万人で過去最高だそうです。
愛知万博の開催や、それをきっかけにした韓国，台湾のビザ免除の影響が大きい。
逆に海外へ出掛けた日本人は１７４０万人との事。
（国際観光振興機構の発表）
出と入では桁が違いますね。
万博効果があったのか、なかったのか、個人的にははっきり判りません。

マンモス（４月９日）

８日から豊橋の自然史博物館で、冷凍マンモスが公開されました。
１日で２８００人の入場者だったそうです。
（６月１８日まで。）
愛知万博の開催時に見ましたが、ど～って事なかったです。

ベロタクシー（４月８日）

愛知万博のグローバルループを走っていた自転車タクシー「ベロタクシー」が犬山の「リトルワールド」を走っているそうです。
料金：一区間大人３００円（小人２００円）
万博ではもちろん乗りませんでしたし、さほど注目していませんでした。
「歩けば」って気持ちかな。

４５／１０１（４月７日）

ゴンドラの行方が、中国の世界遺産「峨眉山」に決まった。（６日博覧会協会事務総長の会見）
モリゾーゴンドラ，キッコロゴンドラの合計１０１台の内４５台とモーターなど。
有償（金額不明）で譲渡するそうです。来年５月までに設置される予定のようです。
残りの５６台については国内外で交渉中。
前にも書いたかもしれませんが、正式発表と言う事ですね。

過去にしがみつく（４月６日）

博覧会協会のプレスリリースによると、５月２６日に「愛・地球博記録映像試写会」が行われるとのことです。
応募方法など詳細は→こちら
ＮＡＺ的には、まだまだ過去の栄光にしがみつく時期でもないと思ってます。
なので、「これから」とか「その後」を中心に取り上げたいと思うのです。

森の教室／里の教室（４月５日）

５月２８日に海上の森で「森の教室」「里の教室」が開催される。
主催は県。対象は小中学生とその保護者。
「里の教室」は５月から１１月まで８回、土曜日に行われる。
参加は無料だが障害保険料が５０～１００円必要。
事前の申し込みが必要らしい。

あいち海上の森センター（４月４日）

瀬戸会場跡地に設置される「あいち海上の森センター」についてのニュースがありました。
主題は、名誉センター長に、万博の広報プロデューサーを務めたマリ・クリスティーヌさんが就任したという事です。
このような「横滑り人事」には興味はありません。

同センターは瀬戸愛知県館を改修し、９月にオープンする予定との事。
瀬戸会場の「その後」はあまり情報がありませんので、この点に興味を持ったのです。

４月１日付で、ホームページが開設されています。